1. 会議録本文
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000・会議録情報
付託議案
臨時租税増徴法案(政府提出)
法人資本税法案(政府提出)
外貨債特別税法案(政府提出)
揮發油税法案(政府提出)
有價證券移轉税法案(政府提出)
明治四十年法律第二十一號中改正法律案(樺太に於ける租税に關する件)(政府提出)
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會議
昭和十二年二月二十三日(火曜日)午前十時二十三分開議
出席委員左の如し
委員長 増田義一君
理事 高橋守平君 理事 服部英明君
理事 宮澤裕君 理事 三善信房君
理事 森肇君
太田信治郎君 松田喜三郎君
川崎末五郎君 仲井間宗一君
小山倉之助君 内藤正剛君
松村謙三君 堀内良平君
村岡吾一君 矢野庄太郎君
篠原陸朗君 木暮武太夫君
松岡俊三君 紅露昭君
太田正孝君 宮本雄一郎君
山本芳治君 古河和一郎君
金光庸夫君 片山秀太郎君
石坂豐一君 岸田正記君
水谷長三郎君 河野密君
加藤勘十君 伊禮肇君
渡邊泰邦君
二月二十日委員河上丈太郎君辭任に付其の補闕として塚本重藏君を議長に於て選定せり
同月二十二日委員塚本重藏君辭任に付其の補闕として河野密君を議長に於て選定せり
出席國務大臣左の如し
大藏大臣兼拓務大臣 結城豊太郎君
出席政府委員左の如し
大藏省主税局長 石渡莊太郎君
大藏書記官 谷口恒二君
大藏書記官 松隈秀雄君
本日の會議に上りたる議案左の如し
臨時租税増徴法案(政府提出)
法人資本税法案(政府提出)
外貨債特別税法案(政府提出)
揮發油税法案(政府提出)
有價證券移轉税法案(政府提出)
明治四十年法律第二十一號中改正法律案(樺太に於ける租税に關する件)(政府提出)発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=0
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001・増田義一
○增田委員長 是ヨリ臨時租稅增徵法案外
五件ノ委員會ヲ開キマス、大藏大臣ヨリ提
案ノ理由ノ御說明ガアリマス-結城大藏
大臣発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=1
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002・結城豊太郎
○結城國務大臣 臨時租稅增徵法案竝ニ法
人資本稅法案外四件ニ付キマシテハ、曩ニ
本會議ニ於テ大體ノ御說明ヲ申上ゲタノデ
アリマスルガ、此機會ニ於キマシテ少シク
敷衍シテ御說明ヲ申上ゲタイト存ジマス、
右ノ法律案ヲ提案致シマシタ所以ハ、旣
申上ゲマシタ通リデアリマシテ、前內閣ノ
增稅案ハ其範圍廣汎ニ亙ルモノガアリマシ
テ、現內閣成立〓々ノ際、十分審議ヲ遂グ
ルノ遑ナク、隨テ其儘之ヲ提案シ難イ事情
ニアッタノデアリマス、併ナガラ我國財政ノ
現況ニ照シマシテ、增稅ノ必要止ムベカラ
ザルモノアルコトハ、申ス迄モナイノデア
リマスルカラ、政府ハ差當リ臨時應急ノ措
置ト致シマシテ、大體ニ於テ現行法ヲ基礎
トスル臨時租稅增徵法案ヲ立案スルト共
二、前內閣ノ立案ニ係ル新稅中、此際實施
スルヲ適當ト認メマシタモノヲ採リ入レマ
シテ、茲ニ增稅法案ヲ作成スルコトトナッタ
次第デアリマス
先ヅ最初ニ臨時租稅增徵法案ニ付キ申上
ゲタイト存ジマス、臨時租稅增徵法案ハ、
以上ノ如ク臨時應急ノ措置トシテ立案致シ
タノデアリマスルガ、增徵ヲ行フニ當リマ
シテハ、相當多額ノ收入ヲ得ルト共ニ、國
民負擔ノ現狀ニ顧ミ、其負擔力ニ適應スル
コトニ努メマシテ、直接稅殊ニ所得稅ノ增
徵ニ重キヲ置キマシテ、間接稅ノ增徵ハ成
ベク之ヲ少カラシムルヤウニ、意ヲ用ヒタ
ノデアリマス、本法案ニ依リ臨時增徵ヲ行
フコトト致シマシタモノハ、所得稅、法人
營業收益稅、資本利子稅、相續稅、鑛業稅、
酒稅、砂糖消費稅、取引所稅、及ビ臨時利
得稅デアリマス、以下是等ノ各稅ニ付キ、
順次ニ御說明ヲ申上ゲタイト思ヒマス
先ヅ所得稅デアリマスルガ、所得稅ノ中
デモ比較的負擔力アリト認メラレマスル第
一種所得、卽チ法人ノ所得ニ對シマシテハ
其普通所得ノ稅率ヲ十割引上ゲ、現行百分
ノ五ヲ百分ノ十ニ、百分ノ十ヲ百分ノ二十
ニソレ〓〓改ムルコトヽ致シタノデアリマ
ス、尙ホ之ニ伴ヒマシテ、〓算所得ノ稅率
ヲ引上ゲマスト共ニ、第三種所得ニ對スル
增徵トノ權衡上カラ、同族會社ノ加算稅ニ
付テモ五割程度ノ增徵ヲ行フコトト致シテ
居リマス
次ニ第三種所得、卽チ個人ノ所得ニ對シ
マシテハ、負擔力ニ適應スルヤウニ所得金
額ノ多少ニ應ジ、增徵割合ヲ違ヘマシテ、
二割乃至七割、平均五割程度ノ增徵ヲ行フ
コトト致シ、第二種所得稅ニ付テモ、右ト
ノ權衡上是亦五割程度ノ增徵ヲ行フコトト
致シテ居リマス、尙ホ一般ニ增率ヲ行ヒマ
スル際、國債利子ノミヲ課稅外ニ置クト云
フコトハ適當デナイト認メラレマスノデ、
百分ノ二ノ稅率ニ依ッテ新ニ課稅スルコト
ト致シマシタ、又第三種所得ニ綜合スル配
當所得ニ付キマシテハ、四割控除ヲ二割控
除ニ改ムルコトト致シタノデアリマス
次ニ營業收益稅ニ付テ御說明ヲ申上ゲマ
スガ、個人ノ營業收益稅ハ之ヲ据置クコト
ト致シマシテ、法人ニ對シテハ其負擔力ニ
顧ミマシテ、若干其稅率ヲ引上グルコトト
致シ、現行百分ノ三·四ヲ百分ノ四ニ改ムル
コトト致シタノデアリマス、資本利子稅
ニ付テハ他ノ收益稅トノ權衡上カラ、十割
ノ增徵ヲ行フコトヲ適當ト認メマシタノ
デ、其稅率百分ノ二ヲ百分ノ四ニ引上グル
コトヽ致シマシタ、但シ貯蓄銀行ニ付キマ
シテハ、相當多額ノ國債ヲ持ッテ居リマスル
實情ニ顧ミ、是ガ負擔ノ激增ヲ緩和スル趣
旨ニ依リマシテ、資本利子稅ノ增徵ヲ行ハ
ナイコトヽ致シタ次第デアリマス、相續稅
ニ付キマシテモ、其稅率ヲ相當引上グルノ
餘地アルモノト認メマスルノデ、相續財產
ノ價額ニ應ジテ、二割乃至十割程度增徵ス
ルコトヽ致シタノデアリマスルガ、相續財
產中、不動產ノ占ムル割合多キモノニ對シ
マシテハ、納稅上ノ便宜ヲ考慮致シマシテ、
年賦延納ノ期間ヲ延バシ、最長七年ヲ十年
ニ改ムルコトヽ致シタノデアリマス、次ニ鑛
業稅ニ付キマシテハ、法人營業收益稅ノ增
徵トノ權衡ヲ圖ルト共ニ、鑛業界ノ現況ニ
顧ミ、鑛產稅ヲ二割增徵スルコトヽ致シマ
シテ、其稅率千分ノ五ヲ千分ノ六ニ引上グ
ルコトヽ致シマシタ、又金鑛及ビ銀鑛ニ付
キマシテハ、現在鑛產稅ヲ課シテ居ラナイ
ノデアリマスガ、最近ノ經濟狀況ニ照シ、
之ニ課稅スルヲ適當ト認メマシタノデ、千
分ノ十三ノ稅率ニ依リ、特別鑛產稅ヲ課ス
ルコトト致シマシタ、後ニ御說明申上ゲマ
スガ、本法案ニ依ル增徵額ニ對シマシテハ
原則トシテ地方附加稅ヲ認メナイコトヽ致
シマシタノデ、此特別鑛產稅ニ付テモ、同
ジク附加稅ヲ課スルコトヲ得ザルモノト致
シマシテ、其代リ是ガ稅率ハ、一般鑛物ノ
附加稅ヲ含ム負擔額ト同一ナラシムル趣旨
カラ、右ノ通リ定メタ次第デアリマス、次ニ
酒稅ニ付キマシテハ、酒造界ノ現狀竝ニ酒
類消費ノ趨勢ニ留意致シマシテ、先ヅ酒造
稅ニ於テハ濁酒ノ稅率ハ之ヲ据置キマシ
テ、〓酒、白酒、味淋及ビ燒酎ノ稅率ハ、
原則トシテ一割二分程度之ヲ引上ゲ、唯連
續式蒸餾機ニ依ッテ製造シマシタ所謂新式
燒酎ノ稅率ハ、更ニ多少ノ引上ヲ行フコト
ト致シタノデアリマス、麥酒稅ニ付テハ相
當增徵ノ餘地アリト認メマシタノデ、四割
ノ引上ヲ行ヒ、酒精及ビ酒精含有飮料稅ニ
付キマシテハ、二割程度ノ引上ヲ行フコト
ト致シタ次第デアリマス
砂糖消費稅ニ付キマシテモ、各種砂糖ノ
生產及ビ消費ノ實情ヲ考慮シツヽ、平均一
割五分程度ノ增徵ヲ行フコトヽ致シタノデ
アリマス、而シテ是ガ增徵ニ當リマシテハ、
現行ノ種別ハ最近ニ於ケル生產狀況ノ變化
ニ伴ヒマシテ、實情ニ副ハナイト思ハル
點モアリマスノデ、之ニ變更ヲ加フルコト
ト致シマシタ、卽チ第一種中ノ黑糖ト白下
糖トハ、其ノ製造方法、品質、色相、取引
價格等ヨリ見マシテ、是ガ區分ヲ廢スルヲ
適當ト認メ、又第二種ハ製造技術ノ進步、生
產費ノ低下等ノ事情ニ依リマシテ、今日ニ
於テハ特ニ之ヲ存置スルノ要ナク、輸入稅
ノ區分ト同一ニスルヲ相當ト認メマシテ、
之ヲ第三種ト合併スルコトヽ致シタ次第デ
アリマス
取引所稅中取引所營業稅ニ付テハ、法人
營業收益稅ノ增徵トノ權衡上カラ、若干ノ
增徵ヲ行フコトヲ適當ト認メマシテ、其ノ
稅率百分ノ十五ヲ百分ノ十六·五ニ引上グ
ルコトヽ致シマシタ、次ニ取引稅ニ付テハ
物品ノ賣買取引ニ對スル稅率ハ之ヲ据置キ
マシテ、第二種有價證劵卽チ株式ノ賣買取
引ニ對スル稅率ハ、相當引上グルノ餘地ア
ルモノト認メマシテ、八割ノ增徵ヲ行ヒ、
其ノ稅率短期取引萬分ノ一·五ヲ萬分ノ二·
七ニ、長期取引萬分ノ二·五ヲ萬分ノ四·五
ニ、ソレ〓〓引上グルコトヽ致シタ次第デ
アリマス
臨時利得稅ニ付キマシテハ、時局ノ影響
ヲ受クル產業ハ、尙ホ伸張ノ傾向ニ在ルニ
顧ミマシテ、此際臨時利得稅ノ增徵ヲ行フ
ヲ適當ト認メマシタノデ、法人ノ稅率ヲ百
分ノ十ヨリ百分ノ十五ニ、個人ノ稅率ヲ百
分ノ八ヨリ百分ノ十ニ引上グルコトヽ致シ
タノデアリマス、尙ホ本稅ノ賦課ハ、法人
ニ付テハ昭和十二年十二月三十一日ヲ含ム
事業年度分限リ、個人ニ付テハ昭和十二年
分限リトナッテ居ルノデアリマスガ、ソレゾ
レ之ヲ一箇年延長スルコトヽ致シタ次第デ
アリマス
尙ホ地方附加稅ノコトニ付御說明申上ゲ
タイト存ジマス、國稅、地方稅トモ恆久的
ナル改正ハ、之ヲ後日ニ讓ルノ餘儀ナキ事
情ニ在リマシタコトハ、旣ニ申上ゲタ通リ
デアリマスノデ、臨時增徵ニ當リマシテ
ハ、地方附加稅ノ收入ニハ、原則トシテ增
減ナカラシムルヲ適當ト認メタノデアリマ
ス、隨ヒマシテ本法案ニ依リ增徵セル稅額
二、原則トシテ地方附加稅ヲ課スルコト
ヲ認メナカッタ次第デアリマス
以上ハ臨時租稅增徵法案ノ說明ノ〓要デ
アリマスルガ、次ニ法人資本稅法案外三件
ニ付キ御說明ヲ申上ゲタイト存ジマス、先
ヅ法人資本稅デアリマスルガ、本稅ハ法人
企業ノ發展ニ伴フ資本ノ集積ニ擔稅力アリ
ト認メマシテ、創設致シタモノデアリマシ
テ、納稅義務者ノ範圍ハ、大體所得稅ト同
一ト致シマシタ、法人ノ各事業年度ノ株式
金額、出資金額又ハ基金及ビ積立金額カ
ラ、繰越缺損金額ヲ控除致シマシタ殘額ニ
對シ、千分ノ一ノ比例稅ヲ課スルコトヽ致
シタノデアリマスルガ、營利ヲ目的トセザ
ル法人デアッテ、所得稅法其他ノ法律ニ依ツ
テ、所得稅ヲ課セラレザル法人ハ非課稅ト
致シマシテ、所得及ビ積立金ナキ法人ニハ、
本稅ヲ免除スルコトニ致シテ居リマス、尙
ホ申告其他課稅方法ハ、大體法人ノ所得稅
ト同樣デアリマシテ、納稅義務者ノ申告ニ
基キ、其資本金額ヲ調査決定ノ上、徴稅ス
ルコトヽ致シマシテ、昭和十二年四月一日
以後ニ於テ終了スル事業年度分カラ、賦課
スルコトヽナッテ居リマス
次ニ、外貨債特別稅創設ノ理由ニ付キ申
上ゲマスルガ、御承知ノ如ク、外貨債ノ所
有者ハ、內國債ノ所有者ニ較べマシテ有利
デアリ、隨テ相當擔稅力アリト考ヘラレマ
スノデ、本稅ヲ課スルコトヽ致シタノデア
リマス、本法案ニ於テ、外貨債ト申シマス
ノハ、外國通貨ヲ以テ表示スル國債、地方
債及ビ日本法人ノ發行シタル社債ヲ申スノ
デアリマシテ、其利子金額ニ付キ、外貨國
債ニ付テハ、利率年五分ヲ超ユル金額ノ十
分ノ七、其他ノ外貨債ニ付テハ、年五分五
厘ヲ超ユル金額ノ十分ノ七ノ稅率ヲ以テ、
課スルコトニナッテ居リマス、而シテ本法人
ノ所有スル外貨債ニシテ、其證劵ノ海外ニ
アルモノ、利率年五分以下ノ外貨國債、利
率年五分五厘以下ノ外貨國債以外ノ社債等
ニ對シマシテハ、課稅シナイコトニ致シテ
居リマス、尙ホ、本稅ノ課稅手續ハ、收入
利子ヲ年二期ニ區分致シマシテ、納稅義務
者ノ申告ニ基キ、其利子額ヲ調査決定ノ上、
徵稅スルコトニナッテ居リマス
次ニ、揮發油稅ハ燃料國策ノ見地カラ致
シマシテ、創設シタモノデアリマスルガ、
製造場又ハ保稅地域カラ、揮發油ヲ引取ル
際ニ、其引取人ヲ納稅義務者トシテ、本稅
ヲ徴收スルコトヽ致シタノデアリマス
本法案ニ於テ揮發油ト申シマスノハ、攝
氏十五度ニ於ケル比重〇·八〇一七ヲ超エ
ザル礦油ヲ云フノデアリマシテ、揮發油代
用燃料ノ生產促進ニ留意致シマシテ、石炭、
亞炭、油母頁岩又ハ天然瓦斯ヲ原料トシテ
製造セラルヽ揮發油ニ付テハ、特ニ本稅ヲ
課セザルコトヽシ、又揮發油ニ酒精等ヲ混
入致シマシタ場合ニ於テ、其ノ增量分ニ付
テモ本稅ヲ免除スルコトヽ致シテ居リマ
ス、而シテ本稅ノ稅率ハ一「キロリットル」
ニ付キ十三圓二十錢、卽チ一「ガロン」ニ付
キ五錢デアリマス
次ニ有價證劵移轉稅ハ、不動產ノ移轉ニ
對スル登錄稅トノ權衡上、創設セラレタノ
デアリマシテ、國債證劵、地方債證劵、社
債劵、株劵等、有價證劵ノ賣買交換贈與等
ニ因ル移轉ノ場合ニ課稅スルノデアリマシ
テ、有價證劵ノ取得者ヲ納稅義務者ト致シ
やく、而シテ一年內ノ期限ヲ以テ發行スル
國債證券、及額面金額二十圓以下ノ地方債
證劵、勸業債劵等ハ非課稅トシ、相續又ハ
法人ノ合併ニ因ル移轉、日本銀行ヲ賣買ノ
當事者トスル國債證劵ノ移轉等ニ付テハ、
免稅ト致シマシタ
本稅ハ一般ノ場合ニハ、取得者移轉ノ都
度、有價證劵移轉書ヲ作成シ、之ニ印紙ヲ
貼用シテ納稅シ、有價證劵仲買人ガ移轉ノ
媒介者、若クハ當事者デアル場合ニハ、仲
買人ガ有價證劵移轉稅ヲ徵收シ、之ヲ政府
ニ納ムルノ方法ヲ採ッタノデアリマス、而シ
テ本稅ノ稅率ハ、取得價格ノ萬分ノ一乃至
八ト致シマシテ、取引所ノ實物市場ニ於ケ
ル賣買取引ニ因ル移轉、又ハ有價證劵、仲
買人ヲ買受人トスル賣買取引ニ因ル移轉ノ
場合ニハ、ソレ〓〓低キ稅率ヲ適用スルコ
トヽ致シテ居リマス
次ニ明治四十年法律第一一十一號、樺太ニ
於ケル租稅ニ關スル法律中改正法律案ニ付
キ御說明申上ゲマス、今囘內地ニ於ケル內
國稅制ノ改正ニ伴ヒマシテ、樺太ニ於テモ
之ニ對應シテ、必要ナル稅制ノ改正整備ヲ
行フ方針デアリマシテ、卽チ所得稅、臨時利
得稅、營業收益稅、鑛業稅、酒造稅竝ニ砂
糖消費稅ニ付キ改正致シマス外、新ニ相續
稅資本利子稅、外貨債特別稅、法人資本
稅及揮發油稅ヲ設ケル豫定デアリマス、然
ルニ樺太ニ於キマシテハ、相續稅及資本利
子稅ハ內地ト稅率ヲ異ニスル必要ガアリ、
又外貨債特別稅及法人資本稅ハ、法律ノ規
定ノ關係上、內地稅法ヲ樺太ニ施行シ難イ
事情ガアリマスノデ、明治四十年法律第二
十一號樺太ニ於ケル租稅ニ關スル法律中ニ
相續稅、資本利子稅、外貨債特別稅及法人
資本稅ニ關スル規定ヲ追加致シマシテ、之
ニ基イテ命令ニ依リ別段ノ規定ヲ設ケント
スル次第デアリマス、而シテ揮發油稅ニ付
キマシテハ、揮發油稅法ヲ樺太ニ其儘施行
スルモ支障ナシト認メラレマスルガ故ニ、
勅令ヲ以テ之ヲ施行スル豫定デアリマス
相續稅及資本利子稅ハ、樺太ニ於テハ今
囘新ニ設ケマス關係上、負擔ノ急激ナル加
重ヲ避ケマス爲メ、稅率其他ハ大體內地現
行ノ程度ニ止ムルコトトシ、外貨債特別稅
及法人資本稅ハ稅率、範圍等〓ネ內地稅法
ノ規定ト、同樣トスル方針デアリマス
以上ハ今囘提案致シマシタ臨時租稅增徵
法案外五件ノ說明ノ〓要デアリマスガ、尙
ホ詳細ノ點ニ付キマシテハ、御質問ニ應ジ
說明致シタイト存ジマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=2
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003・増田義一
○增田委員長 御發言ハアリマセヌカ発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=3
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004・三善信房
○三善委員 材料ノ提出ヲ要求致シマス
-最近五箇年間ノ租稅收入額比較調
二昭和七年以降各年ノ第三種所得稅種類
別表
三昭和七年以降各年ノ第三種所得稅ノ稅
率區分別ノ稅額人員調
四賃貸價格改訂ニ依ル地租ノ地目別增減
豫定額調
五馬場改稅案ト結城改稅案ノ各稅別稅
率、稅收入額、其他ノ比較對照調
六法人資本稅、外貨債特別稅、揮發油稅、
有價證劵移轉稅及輸出統制稅ノ稅收入額
算定ノ基本額ニ關スル調
七最近三箇年間ノ酒類造石高及〓酒ノ月
別庫出高調
八馬場稅制案ニ於ケル〓酒ノ稅質課稅率
別見込石數調
九最近三箇年度ノ燒酎造石高ヲ新式機械
ニ依ルモノト、其他ニ區分セルモノヽ調
一〇最近三箇年ニ於ケル砂糖ノ種類別、
生產及消費狀況調
最近三箇年ニ於ケル揮發油ノ生產及
消費狀況調
三昭和九年度乃至十一年度ノ地方稅ノ
種目別收入額調
一三戶數割ニ代ル賦課ニ相當スル所得稅
附加稅及家屋稅附加稅ノ各府縣每ノ市町
村別課稅額調(最近年度ノモノ)
四戶數割ノ稅額及納稅者ヲ、第三種所
得稅納稅者ト然ラザルモノニ區分セル各
府縣別ノ調
一 九地方交付金ノ配分基準及町村市縣別
ノ割合
一六各府縣別直接國稅、府縣稅及市町村
稅成ベク最近ノ調
一七改正案ニ依ル株式配當、國債ノ利子、
社債利子ノ稅ヲ引イタル利廻ノ算定調
査但シ是ハ株式ハ五分五厘、國債ハ三
分七厘、社債ハ四分一厘ヲ基準利廻トス
ルコト、之ヲ基本所得ノ階級別、一一千圓、
三千圓、五千圓、七千圓、一萬圓、二萬
圓五萬圓、七萬圓、十萬圓、二十萬圓、
五十萬圓、百萬圓、二百萬圓、三百萬圓、
四百萬圓等ニ區分シテ調査スルコト
八砂糖消費稅ニ關係スル所ノ必要資
料.東京市城東區龜戶稅務署管內ニ本社
ヲ有スル大日本製糖株式會社ノ昭和八年
上半期ヨリ十一年下半期ニ至ル決算每ニ
稅務署ニ於テ決定シタル第一種所得稅ノ
內容
之ヲ成ベク至急御提出ヲ願ヒマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=4
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005・高橋守平
○高橋委員 資料ヲ請求シタイト存ジマス
-昭和十一年度ノ臨時町村財政補給金二
千萬圓中旣配當額(千四百五十萬圓)ノ
配當標準、右各府縣別配當額、各府縣別
町村數、各府縣ニ於ケル全町村數ニ對ス
ル配當ヲ受ケタル町村數ノ百分比例、殘
額五百五十萬圓ノ配當標準
二昭和十二年度ノ地方財政調整交付金七
千萬圓配當標準
三昭和十一年月別物價指數、勞銀指數
四昭和十一年度、十二年度自然增收見
込額
五地方財政〓要
六農村公租公課負擔〓況
七農家經濟調査
八農事統計
九農村保健衞生ニ關スル最近ノ資料、昭
和十一年度調
一〇農作物災害調査ニ關スル資料
-一產業組合ノ各業者ニ及ボシタル影響
ノ調査
一二重要肥料ノ生產費
一二自作農創定資金ノ最近五箇年間ニ於
ケル返還狀況
四農家經濟上純所得及家計費ト〓育費
及醫療費ノ金額ト其比率
一九馬場前藏相案ノ地方稅改正ガ農村ノ
階級別ニ與ヘタル負擔輕減ノ割合
一六農家負債ノ原因別調査竝負擔組合ノ
最近ノ狀況
一七最近五箇年間ノ土地價格ト小作料ノ
推移
八馬場稅整案ト今囘ノ改正稅整案トノ
農村ニ對スル負擔額ノ比較表
一九今囘ノ改正稅整案ニ依リ賦課セラル
ル產業組合ノ負擔トナルベキ豫定額
二〇昭和七年以來ノ砂糖百斤ニ付キ其市
價及生產費調
二昭和七年以來ノ酒類一石ニ付キ其市
價及生產費調
以上ノ資料ヲ至急御提出アランコトヲ希望
致シマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=5
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006・森肇
○森委員 此處ニ私、書面ニ致シテ居リマ
スガ、他ノ諸君ノ要求セラレタモノト重複
シテ居ルモノモアルヤウデアリマス、一人
讀上ゲルコトヲ避ケマシテ、委員長ノ下ニ
提出致シマス、尙ホ地方ノ財政稅制ニ關
シテ二三ノ資料ヲ要求致シタイト思ヒマ
スガ、是ハ次ノ機會ニ書面ヲ提出致シマ
ス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=6
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007・堀内良平
○堀內委員 雜種稅中ノ自動車稅及自轉車
稅ノ稅率ト徵稅高ヲ、各府縣別ニ御示シ願
ヒタイト思ヒマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=7
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008・矢野庄太郎
○矢野委員 私ハ先日ノ委員會ノ時ニ、資
料ヲ要求致シテ置イタノデアリマスガ、ア
ノ御願致シマシタ資料ハ非常ニ時間ト手數
ヲ要スルト存ジテ居リマスノデ、中々此會
期中ニ全部御間ニ合セ願フコトハ困難デア
ルカトモ思ヒマス、出來ナイモノハ出來ナ
クテ宜シウゴザイマスカラ、出來ル分ダケ
御提出ヲ願ヒタイト思ヒマス、是カラ御願
致シマス資料ハ、此臨時租稅增徵案其他ノ
法律案ヲ審議スルニ付テ、直接ニ必要ヲ感
ズル所ノ資料デアリマスカラ、一日モ早ク
御提出願ヒタイト思ヒマス、今茲ニ讀上ゲ
マスカラ、主稅局長モ居ラレマスカラ、御
聽取ヲ願ヒマス
營業收益稅ノ免稅點ヲ四百圓ニ据置ク
ノト、馬場案ノ如ク六百圓迄引上ゲル場
合トノ稅差如何
二、新設會社ニシテ未ダ事業ニ著手セザル
モノヽ法人資本稅ヲ免稅スルト假定スレ
バ、其稅減收高如何
三、砂糖ノ第一種(甲乙丙別)以下第五種、
糖蜜第一種第二種(甲乙別)糖水各別ノ稅
收高如何
四酒精度五十度以上ノ燒酎ノ年產額如
何
五、取引所取引稅中第二種甲ト乙、第三種
甲ト乙トノ各稅收如何
現行稅收ト、馬場案稅收ト結結案稅收ト
ヲ比較シテ示シテ戴キタイ、次ニ法人漁業
者ノ法人名ト其營業純益、之ニ營業收益稅
ヲ課スルトスレバ其稅收如何、次ニ演劇興
行者ニ對シ興行稅ヲ廢止シ營業收益稅ヲ課
シタ場合ノ增收高如何、次ハ鑛產稅ヲ廢止
シ、營業收益稅ヲ課スル場合ノ稅收增減高、
次ハ現行稅ニ於ケル動產ト不動產トノ負擔
率、及ビ結城案ト馬場案ノソレトノ比較、
茲ニ動產ト申シマスノハ、主トシテ證劵資
本ヲ意味シ、不動產ト申シマスノハ土地資
本ヲ意味スルノデアリマス
其次ハ結城案實施後ソ動產ト不動產トノ
流通稅ノ額及率ヲ、現行稅制ニ於ケルソレ
ト比較シテ示シテ戴キタイ、動產ト不動產
ト申シマスノハ、前ニ言ッタノト同ジデア
リマス、次ハ外貨債特別稅ノ課セラレル外
貨債ノ種類及其利率、竝ニソレノ現在利廻
ト課稅後ノ稅引利廻如何、次ハ外貨債ノ內
地在高ト其所有者別內譯、次ハ課稅サレル
外貨債ノ二三ニ付キ、昭和十一年八月以降
ノ市場相場ヲ月別ニ示シテ戴キタイ、次ヘ
消費稅增徵割合ヲ結城案ト馬場案トヲ對照
シテ、示シテ戴キタイ、次ハ全租稅中ニ占
ムル消費稅ノ割合如何(結城案ニ依ル)、次
ハ都市ト農村トノ稅負擔割合ヲ示シテ戴キ
タイ(現行稅制ニ依ル)次ハ結城案ノ增徵額
ニハ附加稅ヲ增徵シマセヌガ、是ト馬場案
ノ附加稅ノ低下ニ依ルノト、何レガ何程地
方ノ負擔ヲ輕クスルカ
次ニ結城案ハ現行稅ニ比シテ都市ニ於テ
何程增徵トナリ、又農村ニ對シテハ何程負
擔サセルコトニナルカ、其割合ヲ示シテ戴
キタイ
次ハ高橋君ノ言ハレタノト同ジデアリマ
スガ、各稅別ニ付テ十二年度ノ自然增收見
込ヲ十一年度ノソレト比較シテ示シテ戴キ
タイ、以上発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=8
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009・篠原陸朗
○篠原委員 先ニ堀內サンガ、自動車稅ノ
府縣別ト云フコトヲ御要求ニナッタガ、御調
ガアリマセウガ、各國ノ自動車ヲ國稅トシ
テ課稅シテ居ル〓況ヲ〓ヘテ戴キタイ、何
カ其表ヲ一〓ニシテ······各國ハ自動車ガ國
稅ニナッテ居ルモノガ大分アリマスカラ、各
國ノ自動車稅ヲ國稅トシテ居ルモノノ「シ
ステム」ノ梗〓ヲ示シテ戴キタイ、之ヲ御
願致シマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=9
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010・高橋守平
○高橋委員 資料ヲ今要求致シタノデアリ
マスガ、其資料ガ提出サレルマデ、會議ヲ
休マレンコトヲ希望致シマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=10
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011・加藤勘十
○加藤委員 其前ニヤハリ資料ノ點ニ付テ
デアリマスルガ、今皆サンノ御要求サレタ所
ニ依『テ、大體盡キテ居ルト思ヒマスガ、出
來レバ第三種所得稅納稅者中ノ勤勞所得ニ
關スル部分デ、戶主ガ家族ノ分ヲ合シテ納
メテ居ル、詰リ二人若クハ三人以上デ納メ
テ居ル人ノ人員ガ分レバ、ソレヲ知ラシテ
戴キタイ発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=11
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012・太田信治郎
○太田(信)委員 只今皆サンカラ資料ノ御
請求ガアリマシテ、私ノ御請求スルモノガ
重複シテ居ルモノガアルカモ知レマセヌ
ガ、一應一ツ申上ゲテ置キタイト思ヒマス、
ソレハ所得稅ノ人員及決定額最近四箇年ノ
比較ヲ知ラシテ戴キタイ、ソレハ先ヅ二千
圓以下ノモノト、三千圓以下、ソレカラ五
千圓以下、七千圓以下、一萬圓以上、十萬
圓以上、是等ノ人員ト、ソレカラ昭和七年
度ヨリ昭和十年度-十一年度ハマダ分リ
マスマイカラ、十年度ニ至ル所ノ決定額ト
ノ比較ヲ調ベタモノガ御手許ニアルダラウ
カラ、御廻シ願ヒタイ、ソレカラモウ一ツ
ハ曩ニ矢野君カラ直グ間ニ合ハナケレバ後
デモ宜イト云フ御話ガアリマシタガ、要ス
ルニ其中ニ本當ニ緊急ヲ要スルモノガ私ハ
アルト思フ、ソレハ都會ト農村トノ負擔ノ
割合ハ、之ヲ調ベル上ニ於テ非常ニ必要ナ
モノト思ヒマス、ソレハ後刻私ハ打合セテ
申シマス、成ベク資料ノ中デ出來得ル限リ
早ク御提出ヲ願ハナケレバナラヌモノガア
ルダラウト思フ、此全部ヲ殘ラズ資料ヲ取
揃ヘルマデ休會ヲスルト云フコトニナル
ト、隨分長ク掛ルダラウト思ヒマス、ソレ
ハ委員長カラ宜シク當局ト御相談ヲ致シ
テ、議事ヲ進行願ヒタイト思ヒマス発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=12
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013・石渡莊太郎
○石渡政府委員 資料ノ請求ガ非常ニ多イ
ノデゴザイマスガ、只今御要求ニナッタ資
料ノ中ニモ、旣ニ配付致シタ資料ノ中デ御
分リニナルモノガアルト思フノデゴザイマ
ス、御要求ニナリマシタ資料ニ付キマシテ
ハ、成ルベク早ク取纒メタイト思フノデゴ
ザイマスルガ、此資料ガ全部出ナケレバ、
ソレマデト云フコトハ如何ナモノデゴザイ
マセウカ発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=13
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014・高橋守平
○高橋委員 先程私ガ申上ゲタノハ、資料
全部ガ出揃ハナケレバ會議ヲ開カナイト云
フ意味ヂヤアリマセヌ、資料ガ出次第御開
キ下サイト云フ意味デアリマシタ発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=14
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015・増田義一
○增田委員長 御諮リ致シマスガ、此委員
會開會ノコトハ委員長ニ御任セ願ヒタイモ
ノデス(「ヒヤ〓〓」)委員長ハ適當ト認メマ
スレバ速ニ開キマスカラ、ドウゾ左樣ニ御
承知ヲ願ヒマス-本日ハ是ニテ散會致シ
マス
午前十一時十一分散會
〔森委員演說參照〕
-昭和十一年末竝ニ今年一月ニ於ケル公
債ノ、銀行、保險會社其他ノ金融機關所
有高及社債、株式、信託、銀行預金高
二最近ノ統計ニ據ル所得稅法施行地域内
ニ本店又ハ主タル事務所ヲ有スル法人ノ
數公稱資本金、積立金高
三最近ノ決算ニ據ル所得稅法第二十三條
規定ノ各所得額、階級別ノ所得總額、納
稅人員及納稅戶數
四最近年度ニ於ケル關東州ニ本店又ハ主
タル事務所ヲ有スル法人ノ數、所得稅額
五十大都市、各府縣郡部ノ土地賃貸價格
ノ最高、最低、平均各金額表
六最近決算年度ニ於ケル相續稅法第八條
ニ據ル家督相續、遺產相續課稅價格別ニ
對スル相續人三種別ノ各相續金額
七昭和十一年、十二年各月全國主要都市
平均賃銀指數
八昭和十一年、十二年勞働人員及賃銀指
數
九昭和十一年一月以後卸賣及小賣物價指
數
一〇府縣營業稅、雜種稅ノ賦課及制限ニ
關スル規定発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=007013733X00219370223&spkNum=15
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