1. 会議録本文
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000・会議録情報
昭和二十一年七月十七日(水曜日)午前十時八分開議
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議事日程 第十二號
昭和二十一年七月十七日
午前十時開議
第一 昭和二十年法律第三十四號
(衆議院議員選擧法の一部を改正する法律)中まだ施行してゐない部分の廢止に關する法律案(政府提出、衆議院送付)
第一讀會の續(委員長報告)
第二 郵便法の一部を改正する法律案(政府提出、衆議院送付)
第一讀會の續(委員長報告)
━━━━━━━━━━━━━発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/0
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001・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 報告を致させます
〔長谷川書記官朗讀〕
去る十日議決に係る議員今井五介君に對する弔辭は十三日之を贈れり
去る十三日内閣總理大臣より左の通第九十囘帝國議會政府委員仰付けられたる旨の通牒を受領せり
政府委員
復員事務官 森田俊介君
一昨十五日郵便法の一部を改正する法律案特別委員會に於て當選したる正副委員長の氏名左の如し
委員長 男爵 久保田敬一君
副委員長 子爵 冨小路隆直君
昨十六日委員長より左の報告書を提出せり
昭和二十年法律第三十四號(衆議院議員選擧法の一部を改正する法律)中まだ施行してゐない部分の廢止に關する法律案可決報告書
郵便法の一部を改正する法律案可決報告書
同日内閣總理大臣より左の通第九十囘帝國議會政府委員仰付けられたる旨の通牒を受領せり
農林省所管事務政府委員
農林事務官 難波理平君
本日第四部に於て請願委員今井五介君の補闕選擧を行ひしに山地土佐太郎君當選せり
――――◇―――――発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/1
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002・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 是より本日の會議を開きます、日程第一、昭和二十年法律第三十四號(衆議院議員選擧法の一部を改正する法律)中まだ施行してゐない部分の廢止に關する法律案、政府提出、衆議院送付、第一讀會の續、委員長報告、委員長今園男爵発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/2
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003・会議録情報2
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昭和二十年法律第三十四號(衆議院議員選擧法の一部を改正する法律)中まだ施行してゐない部分の廢止に關する法律案
右可決すへきものなりと議決せり依て及報告候也
昭和二十一年七月十六日
委員長 男爵今園國貞
貴族院議長公爵徳川家正殿
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〔男爵今園國貞君登壇〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/3
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004・今園國貞
○男爵今園國貞君 只今議題に上りました昭和二十年法律第三十四號衆議院議員選擧法の一部を改正する法律中まだ施行してゐない部分の廢止に關する法律案の特別委員會の經過竝に結果を御報告申上げます、本委員會は去る十日及び昨十六日の二囘に亙りまして開會致しました、審議致しました結果、政府原案通り可決すべきものなりと決定致しました、委員會は最初に内務大臣から提案理由の説明を聽取致しましたが、是は過日本議場に於きまして同大臣より爲されました説明と大同小異でありまするから省略致しまして、質疑應答の主なるもの二、三に付きまして御報告致します、一委員から、斯う云ふ法律を出さなくても、未施行の儘にして置いても法律的效果は同じではなからうか、特に斯う云ふ法律を出されるのは何か政治的意味があるのであるかと云ふ御質問がありましたが、之に對しまして政府當局から、御説の通り法的效果は此の法律を出しても出さなくても同樣でありまするが、貴族院令の改正がありました其の關係もありまして、廢止の手續を執つた方が適當であると考へて、此の法案を提出した次第であると云ふ答でございました、次に又同じ委員から、是は形式上の議論であるが、廢止法律案と言へば一つの法律を廢止する場合に使はれるのであつて、法律の一部分の廢止の時は何か法中改正法律案と言つて出されるのが普通の形式ではなからうかと云ふ御質問がございましたが、之に對しましては、斯う云ふやうな法律案の形式のものは殆ど前例がありませぬが、斯う云ふ形の方が明瞭であつて、誤解を起す憂がないと考へまして、特に斯う云ふ形式を執つたやうな譯であると云ふ説明でございました、次に一委員から本案の附則に衆議院議員選擧の第十一條、第百十二條、第百十三條の改正條項が附いて居るが、其の理由はどう云ふ譯か、斯う云ふ御質問がございました、之に對しましては、此の三箇條には同一條文中の既に施行せられた部分と未だ施行せられて居ない部分とが混在して居りまするから、今囘其の未施行の部分を廢します爲に、此の機會に其の整理を行つた次第であると云ふ答でございました、又他の一委員から、是は直接此の法案には關係はありませぬが、先般行はれました東京都の第二區の補闕選擧は棄權率が非常に高かったが、其の理由に付て内務當局の見る所はどうであるかと云ふ御質問がございました、之に對しまして當局の答は、從來の補闕選擧に於きまして、半數位の棄權は往々にしてありましたが、今囘の東京都の第二區の場合のやうに八割七分と云ふやうな高い棄權率に達しました例は極めて稀でありまして、甚だ遺憾に存じて居る次第でございます、其の理由に付きましては色々の事情が考へられます、例へば選擧民に對する呼び掛け、即ち選擧公報、新聞、「ラヂオ」、演説會などに依りまして、選擧民に對して熱意を喚起すると云ふことが、あの場合甚だ不徹底であつたと云ふことも一つの理由に數へられませう、又當時各政黨があの選擧に對する熱意が餘り高くなかつたと云ふことも亦一つの理由と考へて宜からうと思ひます、それから又選擧期日が總選擧の直後であつたと云ふことも一つの理由でありませう、併し何と言ひましても、あの當時食糧難が甚だしくございました爲に、選擧民が食生活にばかり追はれて居りまして、關心が其の方にばかり向いて居つたと云ふことが、最も主要な理由でありまして、其の爲にああ云ふ特異な現象が現はれたものと考へられます、併し何と言ひましても殘念なことでありまして、將來は公民啓發と云ふやうなこと、或は選擧期日の點などにも大いに考慮せねばならないと考へて居る次第でございますと云ふ答でございました、尚其の他にも御質問はございましたが、それ等は速記録に讓りまして、此處では省略致したいと存じます、質疑が終りまして討論に入りましたが、御發言がございませぬので、直ちに採決に入りました、先程申上げました通り原案通り可決すべきものなりと決定致しました、右御報告申上げます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/4
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005・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 別に御發言もなければ本案の採決を致します、本案の第二讀會を開くことに御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/5
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006・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/6
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007・西大路吉光
○子爵西大路吉光君 直ちに本案の第二讀會を開かれむことを希望致します発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/7
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008・植村家治
○子爵植村家治君 贊成発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/8
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009・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 西大路子爵の動議に御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/9
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010・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます
――――◇―――――発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/10
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011・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 本案の第二讀會を開きます、御異議がなければ本案全部を問題に供します、本案全部委員長の報告通りで御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/11
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012・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/12
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013・西大路吉光
○子爵西大路吉光君 直ちに本案の第三讀會を開かれむことを希望致します発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/13
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014・植村家治
○子爵植村家治君 贊成発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/14
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015・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 西大路子爵の動議に御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/15
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016・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます
――――◇―――――発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/16
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017・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 本案の第三讀會を開きます、本案全部第二讀會の決議通りで御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/17
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018・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます
――――◇―――――発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/18
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019・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 日程第二、郵便法の一部を改正する法律案、政府提出、衆議院送付、第一讀會の續、委員長報告、委員長久保田男爵発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/19
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020・会議録情報3
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郵便法の一部を改正する法律案
右可決すへきものなりと議決せり依て及報告候也
昭和二十一年七月十六日
委員長 男爵久保田敬一
貴族院議長公爵徳川家正殿
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〔男爵久保田敬一君登壇〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/20
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021・久保田敬一
○男爵久保田敬一君 郵便法の一部を改正する法律案特別委員會の報告を申上げます、委員會は一昨十五日及び昨十六日の二囘に亙つて開會致しました、審議の結果滿場一致を以て本案を可決すべきものと決定致しました、本法律案は郵便法の一部を改正しまして、通常郵便物の料金を書状は三十錢、葉書は十五錢と約三倍の値上をしようとするものでありまして、其の理由は昭和二十一年度通信事業豫算は既定經費を及ぶ限り節減致しまして、又新規經費を事業運營上に最低必要限度迄に止めましても、尚戰災設備復舊費十億餘圓、從業員の待遇改善費九億六千萬圓、物件費の値上り三億八千萬圓等を加へますと、總計三十四億圓餘となります、之に對して歳入財源は、通信事業收入が九億餘萬圓、他の會計からの受入金が六億六千萬圓等でありまして、合計十五億八千餘萬圓の程度しかないのでありまして、差引約十八億餘圓と云ふ不足を生ずるのでありますが、其の中戰災復舊費の如き資本的支出に付きましては、法律の許す限り公債を發行致しまして、尚不足する所の約九億七千萬圓を通信料金の値上げに依つての増收に依りまして引當てむとするものであります、但し今囘の法律改正に依ります増收は、書状、葉書等第一種より第五種に及びます郵便物のみでありまして、其の他の電氣通信及び爲替貯金等、電信料金でありますとか、小包料金でありますとか云ふものは既に本年の五月に値上げをしてあります、其の本年五月に値上げしましたものは、既に七億三千餘萬圓の増收になつて居りまして、今囘の法律改正に依る増收が二億三千九百萬圓、其の他に此の法律改正に依りまする料金の改定に伴ふ所の書留料金でありますとか、速達料金と云ふものが一億一千萬圓ばかりあります、之に依つて通信特別會計の辻褄を合せようとするやうな次第であります、是が今囘の改正の理由なのであります、委員會に於て質疑應答を致しました結果、判明しました主な點を申上げますと、通信料金の値上は一般物價に重大なる影響を及すものであるが、如何なる物價水準を考へて斯かる値上を決定したのであるかと云ふ問に對しましては、遞信省に於ては政黨、其の他各界の權威者を委員にしました遞信協議會があります、之に付議致しまして、且關係方面の了解も得て、原案の通り約三倍にするのを適當と認めると云ふことであります、又從業員待遇改善等の爲に生ずる經費の不足を料金の増收に求むることは已むを得ないとしても、其の他の方法で經費節減、能率増進等の途があると思ふが、如何であるかと云ふ問に對しましては、政府は既に前年度に於て現業員及び非現業員を通じまして相當の整理を行ひ、剩員淘汰を行つたのであるが、今後も最小の勢力を以て最大の效果を收め、從つて其の結果として個人の收入も増加するやうに努めたいものである、又今日迄不便を感じさして居りました所の切手、葉書、爲替證書等の不足して居りますのを増刷致しまして、之に依つて利用者の便を圖り利用者を増したいと云ふ考、又夜間の電話等も制度を作りまして、一般民衆の利便を圖ると同時に増收を得むと考へて居ると言う答辯でございました、遞信當局の説明に依りますれば、外國の通信料金に比して現在我が國の料金は比較的低位にあるやうに書いてあるが、是は目下異常の財政状態にある爲替換算率の爲にさうなるのであつて、將來經濟が正常状態になつて、例へば、「アメリカ」の「ドル」が日本の二圓になると云ふやうな正常状態になれば、「アメリカ」の三「セント」の郵税と云ふものは日本の六錢である、今囘の三十錢と云ふものに較べれば日本は非常な高い金になるのであるが、將來經濟状態の變化に應じて値下げをする意思ありやと云ふ問に對しましては、左樣な場合には勿論今日の高い料金を固守するものではないと云ふ返事でありました、又事業公債を發行すると致しましても、今日の如く日本銀行引受のみに依ることにしては「インフレ」促進の憂があるので、宜しく市中銀行の引受等、引受方法を改むべきものであると云ふ問に對しましては、目下其の方向に進むべく考慮中であると云ふ答でありました、又今日料金を引上げましても、鐵道運賃の如く、物價騰貴等の爲に、再び又最近に値上げを要するのぢやないかと云ふ問に對しましては、本年五月料金値上げの決定しまして以來、今日迄に物價の騰貴、待遇改善の要求等があります爲に既に約八億圓の増加を要することになつて居ります、其の對策に付きましては、之を料金に依るべきか、又借入金に依るべきかに付ては經濟關係方面と打合をして居ると云ふ答辯でございました、又追掛追掛料金が斯樣に値上りになりましては、料金は非常な高値になる、結局民間に於て通信事業關係の會社等を作る、例へば電信會社の如きものを作るやうな方向に向つて行きはしないかと思ふが、之を許可する考があるかと云ふ問に對しましては、遞信大臣は此の問題は調査研究の價値が十分にあるものと思ふからして愼重に考慮すると云ふ御返事でございました、又今日米國經濟界等に於ては戰後反動期に入つて居るやうであるが、此の方面の資本技術等を利用しては如何かと云ふ問に對しましては、是亦十分に考慮すべしと云ふ御答でありました、其の他通信方面に於ても極力機械化に努めて、能率増進を圖るべきことであるとか、目下混亂を極めて居る所の規格を統一すべきことであるとか、或は「テレビジョン」の發達に大いに努められたいと云ふやうな希望意見等がございましたが、茲に省略致します、質疑を終りまして、討論に入つて、一委員より、目下地面の上に亂立して居る所の電柱等を整理して、地下式に改造するやうにする方が宜いと云ふやうな御希望を附せられまして、贊成意見の開陳がございました、討論を終り、採決の結果、滿場一致を以て可決すべきものと決定致しました、右御報告申上げます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/21
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022・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 質疑の通告がございます、小山完吾君
〔小山完吾君登壇〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/22
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023・小山完吾
○小山完吾君 政府提出の郵便法中一部改正に關する只今特別委員會の委員長から御報告を詳細に承りました、又此の問題を提出致されたる時に、遞信大臣より詳細なる御説明を拜聽致しました、數字の面より見ますれば、此の問題は可決するより外に致し方はないと云ふことでありませう、私も之に對して敢て反對の意見を有する者ではありませぬ、併しながら此の郵便通信事業と云ふやうなことは、一國の文化生活の上に、社會教化の上に於ても、非常に重要な問題であります、文明の度合を測量するには、其の隔地者間に於ける所の、我々各人の交通の度合と云ふやうなことは、一つの文明標準になる位な、是は重要なことであります、而して此の問題が滿場一致を以て委員會を通過し、其の理由を承ると云ふと、單なる收支の問題として是は議決された、私は之に對して甚だ遺憾の感情を禁ずることが出來ない、此の際文化維持の爲に、一言何か所感を申述べて置きたいやうな氣が致します、其處で是より一二の所感を述べまして、茲に遞信大臣の御決意と申しますか、或は御抱負と云ふことでありませうか、伺ひたいと存じます、是は決して私が質問の爲に質問するに非ずして、民主政治を行ふ上に於て、斯くの如く我々の平常の生活に、重大な影響を持つ所の文化施設の費用と云ふことが、何等の批評なくして衆議院を通過し、又貴族院に於ても滿場一致で通過すると云ふことは、私の良心がどうも許さぬ、會計の收支勘定から行けば是は滿場一致でありませう、併しながら是は嫌々ながら滿場一致と云ふべき筈のものと私は考へる、是等の事に付て所感を述べて、遞信大臣の御考へを承りたいのでありますが、曩に我が政府は遞信院と云ふものを昇格して、遞信省と云ふものにした、是は恐らく前内閣に於て取行はれたことでありまして、私の考ではあの色々な事件の錯綜して居る間に、幣原内閣の遺した治績の是は一つと數へても宜しいのではないかと思ふ位であります、併しながら此の遞信省に昇格するに付ても、私共の考から見れば、頗る非民主的のものであります、是は現在の憲法は、所謂憲法第十條に依つて、行政の機構の編成大權に依つて行はれる、さうして閣議に於て之を決定し、雲深き所の樞密院で之を議決すればそれは行はれる、それで濟む、それが萬事、併し苟くも公費を以て此の問題の澤山ある中に、一つ拾つて、行政官廳を一つ創設すると云ふことは、是はなかなか大きな問題であります、さう云ふことが許されると云ふことは、遞信事業と云ふものが非常な一つの文化的施設であればこそ是は許される、併しながら一般國民は此の改正に對して、幣原内閣の善政とも、何とも感じやしない、ちよつと變な話ですが、或は是はどうも内閣を造るに椅子が一つ多い方が、大臣を設けるのに都合が好いからやつたんだらうと云ふやうにしか思つて居ない、恐らく政界に居る所の人々も若干はさう云ふ輕い考で見て居る人もないとは言へない、若し是が「イギリス」とか「アメリカ」とか云ふやうな國で國費窮乏の中に、一省を創設すると云ふやうなことであるなら、或は「キング」の「メッセージ」の一つにでも入るでせう、或は大統領の教書の中にも入るでせう、而して國民は喜んで此の公費を支出する、と云ふことでなければならぬと私は思ふ、然るに日本は在來の政治慣行とは言ひながら、一つの省が知らない間に出來てしまひ、さうして大臣は之に御就任になると云ふことで何人も批評する者もなければ、感ずる者もない、甚だ私は日本の國の爲に、今民主化と云ふことを教へて居る間に於て色々な事が先づ平氣で行はれて居るやうなことでは、斯う云ふことから改めて、行かなければ私はなれぬものと考へるのである、戰後「パブリック・ユーティリティ・サーヴィス」と云ふものの混亂と申しますか、失神状態と申しますか、殆ど其の機能を失つて居ると云ふことは、單り是は遞信事業ばかりではありませぬ、鐵道然り、其の他官廳の各官業事業に於て、さう云ふ形は見えるのである、併しながら是は單り政府のみを責めることは出來ない、日本全國の事業は皆然り、斯う云ふことを終戰後既に一年經つても平氣に見て居ると云ふやうなことでは、我々國民としては如何にも不甲斐がないし、第一政府としても斯う云う問題に付ては、非常な關心を持つて、此の風潮を改めると云ふことに、先づ第一に努力する必要があると私は思ふ、そこで此の際遞信省が設けられて一松遞信大臣が御就職になつた、さうして先刻から御報告になつて居るやうに、郵便料金引上と云ふことが、先づ第一の問題として現れて來た、さうして其の理由を伺へば、金が足りないから之を引上げるのだと、何人も、衆議院に於ても、委員會に於ても此の政府の道義的任務に付ては、已むを得ないことである、致し方ない、此の問題に付てはどうするのだと云ふ當局としての責任感、又之を協贊する所の、我々國民を代表せられたる所の、議員の考と云ふものも甚だ淡泊だ、私は甚だ之を遺憾とするのである、どうか斯樣な問題は、どうしても之をするより外に仕方がないのだと言つても、一國の文化の上に重大な關係を持つ、我々の日常生活の上に大なる支障を來す、殊に五百圓生活と云ふやうなこと迄して、此の難關を切拔けなければならぬと云ふ社會に於て、知らぬ顏してどんどん上げるものは上げて行く、と云ふ印象を受ける、甚だ宜しくない、是は單り私のみの批評ではありませぬ、二三人集つて倶樂部で話をするとか、或は議院内で數人集つて時事に話が落ちれば、此の問題が起きて來て居る、甚だしきに至つては手紙一本書くにも、容易なことではないと云ふ風に皆言つて居る、是れ程道義的にも此の問題は大きいのである、そこで私は一松遞信大臣が御就任になつて、先づ此の問題を第一に取上げられて、衆議院に於て僅か十日も經たぬ中に可決して、こちらに來ると云ふやうな、さう云ふやうな輕々な取扱で國民が納得するのであらうか、どうかして國民に是は已むを得ざることで之をやつたのだと云ふ、納得するだけの手段が盡さるべきものと私は考へる、承りますと云ふと、之を提案されるに當つては、或は遞信協議會とか、或は各政黨に非公式に御相談になつたとか、色々の事を承りましたが、併しそんなことは要するに密室の相談で、立憲政治の下、民主政治の下に一般民衆が之を理解するに何等の便利もありませぬ、それは官吏、吏僚が唯仕事を官僚的に運ぶ上の手段に過ぎない、苟くも民主國に於てはそんなことでは滿足すべきものではない、もつと一般に此の問題を知らせて納得を行かして、之を通過させると云ふやうな政治の執り方に是から致して參りたいと云ふのが私の希望であります、一松遞信大臣は此の度御就任になつて、左樣な事に付てどんな御考へ、或はどんな御抱負があるか、完全に官僚が調べて出したから、私は之を取上げたのだと云ふ在來の非民主主義的態度は、憲法の改正案が既に議會に現れて居る今日に於ては、即刻實行に於て改めらるべき筈のものと私は考へる、それで遞信大臣が新たに設けられると云ふやうなことは、是は先刻も申上げました通り、幣原内閣の或は善政の一つかも知らぬ、何故善政の一つと私は云ふか、それは内閣の一外局として一つの院であつて見れば、矢張り如何なる問題を處理するに當つても、唯密室の官僚的の處理になつてしまふ、それでは仕事が運びませぬ、又民衆も理解しませぬ、是が大臣と云ふものを設けて一省になるならば、其の大臣は内閣會議に出席して自分の省の事柄に付て必要なる主張をなし、又其の協力を求め、其の結果費用を必要とするならば、議會に之を提出すると云ふ茲に一つの大きなる働きを授けられる、是あつてこそ行政部内の統轄、又國民に向つての信を擔ふと云ふことが出來るのである、運輸通信と云ふやうな重大な事柄が全體どうしてこんなことになつたかと云ふことを今日に於て顧みて見ますと、我が國の遞信事業と云ふものは、官業行政の中でも非常に古い行政である、明治の初年に於て驛遞局を前島密と云ふやうな人が始めて、段々次第に發達して、さうして今日に至り、其の成績は必ずしも惡いとは私は思ひませぬ、日本の國柄相應位な程度にはなつて居つたと見て滿足しなければならぬと思つて居るのです、併し此の戰爭の爲に、平和とか、文化とか、さう云ふ方面の生活と云ふものは日々に壓迫されて、其の結果として遞信省と云ふやうなものも到頭院に成り下つてしまつて、内閣に向つて發言權のないやうな唯一つの行政官廳に落ちてしまつた、其の時、此の際先づ第一に遞信院と云ふものが省に昇格したと云ふことは誠に結構で、私も大いに之に贊成する所であります、併しさう云ふ政治的意味を持つた其の省に新たに遞信大臣として御就任になると云ふことは、政治情勢に於て、社會情勢に於て、又國務大臣の道義的責任に於て、又今日の遞信郵便事業の實に申述べ兼ねるやうな惡い状態の下に於て、御入閣になつて、さうして先づ第一に郵便料を引上げると云ふやうなことをなさるに付て、必ず何か御自身に於ても抱負、決意を云ふものがおありになるだらうと思ひますから、先づ此の點を私は伺ひたい、是はまあ一般的の總論みたやうなもの、それから更に細論に亙つて第二に御尋ねしたいことは、從業員の道義と云ふものは、もう非常に廢頽致して居ります、是は私は此の席上に於て一々例證を述べて、諸君と共に注意を喚起するには餘りに顯著なる事實です、先日委員會に於て私は傍聽致しましたが、或委員の方は極めて謙抑にして控へ目の態度で此の郵便行政、遞信部内の吏員の服務規律と云ふものの紊れて居ると云ふことに付て言及され、言及された此の方は非常に私と違つて謙抑な方であつたか、或は御遠慮が深い方であつたか、速記を停止されて、さうして大臣も亦之に對して速記を止めて御答になり、是は祕密會の會議でないから私は其の一端を申上げても宜しいのですが、大臣は其の腐敗、其の官紀紊亂の事情を認めておいでになる、然らば是が若し民主國の例へば之を「イギリス」のやうな國としてあるならば、議會に於て其の問題に言及するに當つて、速記を止めると云ふことのあるべき筈はない、立派に斯う云ふ腐敗があるぢやないか、公衆は斯う云ふ迷惑をして居るぢやないか、若し迷惑をして居ないと云ふならば、此の調査會を作つて、證人を呼んで聽かうぢやないか、行政大臣はどうするのだ、甚だ博學のやうなことを申上げるのですけれども、或進んだ民主國に於ては、巡査の行跡の惡いと云ふことだけでも議會の大問題になつて、内務大臣は辭職しなければならぬと云ふ位になつて居る、其の位人民を代表する議會と云ふものは、行政各部に對して監督權を持つて居るのです、又其の監督權を持つて居る所の議會の信任を擔つて大臣になつて居ればこそ、自分の部下に對して強き監督權、強き行政權を振ひ得るのです、それをどうも相變らず昔のやうに穩やかに濟まして行くと云ふことだけでは、議會に對して、國民の對する所の義務がどうあらうか、そんなことでは民主國の政治は行はれないと私は思ふ、是等に付ても序でながら國務大臣の注意を私は喚起致したいと思ふ、それで私の御尋ねしたい所は、從業員の服務上の道義を刷新して、さうして大臣自ら關頭に立つて一日も速く此の失神状態、此の混亂に陷つて居る所の状態を脱却して、さうして廣く日本の全體に向つて官業の模範を示すことに御努力願はれないものでありませうかと云ふことを御尋ねするのであります、それから第二に、先刻も申しました通りに、此の値上げと云ふものは、收支の均衡上から致し方ないと云ふことになつて居るのでありまするが、併し政府としては、もう少し積極的に御働きになつて資材の不足とか或は有形無形の困難と云ふやうなことは、如何樣にしても一日も早く克服されて、速かに郵便事業と云ふものの本來の面目を囘復すると云ふ、それが此の度御就任になつたる一松遞信大臣の最大任務と考へますから、之に付て私は大臣はどう考へて居られませうかと云ふことを御尋ねしたい、それから第三には執務の方法です、是迄戰爭中は國民の爲になさなけねばならない文化「サーヴィス」と云ふものを、何か非常に政府がやつてやるのだ、或特權者に之を許して、やつてやるのだと言はむばかりの劍幕で、大體「サーヴィス」と云ふ心持は既に郵便事業の淨化……末流に至る迄そんな考は去つてしまつた、如何にすればさう云ふ部面の仕事をしないで、さうして盲目的に陸軍大臣の云ふことを聽くかと云ふことになつた、其の惡い風習と云ふものは今日に及んで益益甚だしい、我々が東京市内の小さな郵便局に行つて見ても、其の不深切極ることは言語道斷です、田舍に行つて見れば尚更です、左樣なる事を長く續かすと云ふやうなことでは、どうも甚だ高率の料金値上げをして、それで其の惡い點は其の儘にして置くと云ふやうなことぢや國民が納得出來ませぬから、是等に付てももう少し熱心に努力して戴きたい、それから執務の方法をもう少し民主化すると云ふこと、是は甚だ問題が小さくなりますけれども、どうも官僚獨善の風は昔からあるのです、遞信省の郵便とか、さう云ふことに對する成績は國柄にしては好成績ではあつたのですけれども、官僚獨善の風と云ふものは顯著なるものです、今日民主化される政體になつた以上は、斯んな事を一日も早く御改になつて、大臣自ら民主的の頭を以て一つ御改良になつて戴きたい、古い話ですけれども、私は海外に居りました時に、「ロンドン」あたりの郵便派出所に參りますと云ふと、あんな日本のやうに窓を斯う云ふ風にして中から顏を出して、依頼者に對して何か自分の氣に喰はぬ事があればぴしやつと窓を締めてしまふ、さう云ふ態度は藥にしたくもない、窓と云ふものは……普通の相對して仕切りがあるだけで、民間の事業と違ひがないやうな風になつて居りますが、日本は相變らず、否益益其の傾向は強いやうです、窓を締めてしまつて引退れと云ふやうな、女の事務員に至る迄さう云ふやうな態度である、さう云ふことを一日も早く御改になるやうに希望致します、是は單に小さな註文ではありませぬ、一體「サーヴィス」を捧げなければならない官廳に於て、人民或は一般公衆の「サーヴィス」を拒絶するやうな態度を以て、其の收入を増加させると云ふことは不可能なことであります、唯豫算に於て足らないから、國民から金を取ると云ふやうな、そんな安易な行政方法を以てしては甚だ文明的でない、又責任を重んずる所の政府のやり方でないと私は考へる、それよりどうも郵便局は深切だ、又手紙を出せば速かに之を運んで呉れると云ふのであるならば、從つて依頼者は多くなつて、それだけ收入は多くなるだらうと思ひます、今日に於ては電報を出せば誤植ばかりある、又非常な遲著で三日も四日も掛かる、東京市内に於て手紙を出せば、是も三四日掛かる、甚だしきに至つては速達料と稱して、速達郵便と稱して、普通郵便の何倍も取りながら、普通郵便よりも三日も四日も遲れて來ると云ふことは頻々たる實例であります、是は普通郵便料の何倍と云ふ料金を政府として課しながら、實は普通郵便よりも遲れて三日も四日も經つてから配達されると云ふやうなことが一件あつただけでも、是は政府として放つて置けない問題であります、それを平氣で濟まして居ると云ふことは、是は丸で詐欺取財、さう言はれても何とも酷いことを言ふと言はれまいと思ひます、何故なればそれを取つたと云ふにとは早くやる爲に取つて居る、普通郵便であれば十錢のものを四十錢取つて居る、それが普通郵便より遲れて何も挨拶もしないと云ふことは在り樣がない、要するに是は道義の弛緩、頽廢でありまするから、一松國務大臣はまだ御就任勿々、僅か十日か十五日ですから、容易に之を改めると云ふことはむつかしいと思ひますが、私密かに考へまするに、民主政治の下に於て大臣の職を齷齪せず承諾爲さると云ふことは、必らず承諾する前に於て、此の事態を眺めて、俺は斯うするであらうと云ふ決心があつて御入りになるのが當り前と思ふ、實は私何も一松大臣を責めるのではありませぬ、日本の政治社會と云ふものは私の今申すやうな考を以てやられたならば、日本國は今日の如き亡國の程度に陷ると云ふことはない筈である、一度大命降下されるならば、自分は何等政策に付て考ふる所なく、唯單に軍部が云ふが儘、甚だしきに至つては少佐、中佐が云ふが儘に内閣を造つて居る、甚だ汚い言葉を以て此の高壇に於て斯樣な事を申すのは耻かしいことでありますが、例へば自分の内閣を造るのに閣僚を誘引し、招くと云ふやうなことは、是は總理大臣の責任に於て總理大臣一人で決定すべきである、然るに陸軍なり、何處かの得體の知れない所の註文を其の儘容れて内閣を組織して、さうしてうまく行かなかつたら辭職して重臣になる、日本の政治社會の頽廢、道義の弛緩と云ふものは斯くの如き状態であるから、今日は亡國と云ふことに等しき此處に悲慘なる歴史あつて以來の状態に陷つたのですから、是は小さい事でない、それで私共思ひますのに、本案を取扱はれるに當つても、斯樣に重大な日常生活に影響を持つべき文化施設に對して………発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/23
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024・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 小山議員に申上げますが、法案の範圍内で御質問を願ひます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/24
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025・小山完吾
○小山完吾君 單に金が足りないから増すと云ふ態度では協贊は出來ない、さう云ふ事に付ては速かに是から改めて戴きたい、私は是れだけの事を申上げるのは敢て當局大臣を惱ます爲に申す者ではありませぬ、愛國の至情、一日も早く此の民主政治の實現を致したいと云ふことからして是れだけの御尋を致すのでありまするから、どうか當局大臣に於ても其の御心持で此の高率な引上を爲さるに付ては、どうも是は仕方がない、當局としても已むを得ず之をやるんだ、さうして又やるに付ては是れだけの抱負を持つてやるんだと云ふやうな御心持で懇切な御説明を願ひたい、又此の議會としても滿場一致で唯之を通過したと云ふことでは何だか私は相濟まぬやうな氣が致しますので、是れだけの事を申上げる、只今議長より御注意を蒙りまして、甚だ遺憾に存じますが、それはどう御取になつたか知らぬが、私の問題は此の郵便法案可決と云ふことに對して非常な道義的意義のある發言と考へまするからして、決して問題外ではないと私は信じますが、まあそれだけの御注意があれば、今後は注意致す考であります、まあ是れだけを申上げて置きます(拍手)
〔國務大臣一松定吉君登壇〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/25
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026・一松定吉
○國務大臣(一松定吉君) 只今小山議員より私の將來遞信行政に關する重要なる參考となりまする事を種々御示し賜りましたことに付ては、私は非常な喜びを以て感謝の意を棒げるのでございます、私が遞信大臣に就任を致しましたのは、本月の一日でございますが、然らばお前は遞信行政に付て十分なる抱負經倫、經驗を持つて居るかと云ふ御質問で若しありまするならば、私は左樣な抱負もなければ、經驗も持つて居りませぬと御答する以外に方法はございませぬ、私は遞信行政に關しましてはずぶの素人でございます、併しながら一旦大命を拜しました以上は、粉骨碎身の努力を以て其の行政方面に自分の全身を打ち込んで、さうして是等の事に付て是正すべきものは是正し、改むべきものは改め、さうして四十萬從業員と共に此の業務の爲に生死を共にすると云ふ決意を以てやるならば、今日遞信行政に對する世間の非難攻撃等も之を是正することが出來るであらう、又自分が最後の御奉公として遞信行政の爲に、否國家の爲に、あれは一松が遞信大臣の時にやつた仕事であると言うて、私の死後に於て國民から幾分でも喜ばれると云ふ事業を遺すことが出來るのではなからうかと、斯樣な意味に於て私は此の大任を引受けたのでございます、故に私が就任の當日、從業員諸君に對して私の發表致しましたる精神は、自分は全く素人である、素人であるからお前は遞信大臣たる資格はないではないかと言はるるならば、それは自分から首肯しなければなりますまいが、併しながら自分は斯う云ふやうな抱負を持つて此の任務に就く決心をして居るのである、素人の自分が専門的の業務に携つて、譯も分らないやうな立場に居りながら、それ等に經驗を持つて居る從業員諸君に指圖がましいやうなことはしないが、諸君一人一人が全部遞信大臣であると云ふ考を持つて、斯くすれば是が國民の爲に宜しいのである、是が民衆の利益であると云ふことを考へたならば、其の點に付て十分に調査研究を進めて、沈思熟慮の結果、是が宜しいと考へたならば、何等躊躇逡巡することなく、直ちに其の是なりと信じた仕事に一路邁進して貰ひたい、さうして其の結果、優秀なる成績を擧げたとするならば、それは其の人の功績である、若し過つてしくじつたやうなことがあれば、それは遞信大臣たる自分が全責任を負ふのであるが故に、さう云ふ趣旨に於て諸君が皆やつて貰ひたい、同時に諸君は色々な業務の點に付て思はれることがあるだらうから、それ等の事は腹藏なく私に話して戴いて、それは實に結構だと云ふことであれば一も二もなく贊成をすると云ふ考を持つて居る、自分はあなた方が今迄内閣の一院として、其の院から閣議に列する人も送ることも出來なく、閣議の内容がどうであつたかと云ふやうなことも十分に認知することも出來ない、若しくは豫算に付ても其の院の主張を閣議に於て徹底的に之を披瀝し、之を達成すると云ふことも出來なかつたやうなそれ等の缺點は、自分が遞信大臣として其の任務を十分に盡して、此の業界の爲に進歩發達せしめると云ふ點に付ては私はどこ迄も努力致しますからと、斯樣な意味を挨拶に致したのでございまして、爾來四十萬の從業員諸君は恐らく私の此の趣旨を十分に受入れて、私と共に互に手を握り、抱き合つて此の業務の爲挺身することであらうと私は心密かに期待を致して居る次第でございます、院を省に昇格した問題に對しましては、今申上げましたやうに、私はまだ就任前から此の問題が起つて居つたのでございまして、今私が申上げましたやうに、遞信院の諸君が皆今申上げたやうな趣旨に於て、昭和十八年に遞信院と云ふ内閣の一部局に落されて以來今日迄さう云ふやうな遺憾の意を持つて彼等は業務に從事して居つたことであらうと思ふのであります、さう云ふことが昇格することに向つて蔭となり日向となつて是等の人々が其の昇格の一日も早からむことを翹望致しますと同時に、關係方面に於きましても、遞信行政の重要性を確知せられまして、院を省に昇格すると云ふことに御同意がありまして、本月一日に昇格致したのでございまして、此の點に付きましては小山議員に於かれましても能く御了承のことであらうと思ふのでございます、詰り唯院を省に引上げたと云ふことが何等の意味がなかつたのではなく、此の業務に從事致して居る人の立場から致しますれば隨分重要性を持つて居つたことが實現したことであらうと思ふのであります、それと同時に御承知の如く此の戰災に依りまして甚大なる被害を受けて居りまする此の戰災の復興を致しまするのには、内閣の一部局である遞信院と云ふことよりも、矢張り之を省に引上げて、其處に専門の大臣を置いて、さうして急速に是等の缺點を是正して文化の發達に貢獻し、又民衆の利便に供すると云ふことが必要であると云ふ建前から斯う云ふやうなことになつたのであらうと私は密かに考へて居るのでございます、一松、お前が此の省になつて第一に取上げた問題が所謂本件の郵便料金の一部値上げであるがと云ふやうな御話であつたのでございますが、是は私が遞信大臣に就任致しまする以前に既に閣議に於て略略諮られて居つたものでございまするが、私が之を取上げました理由は、今申上げまするやうに甚大なる被害を受けて居りまする是等の遞信行政の運行に支障を生じまする各機構と云ふものを急速に之を整備して、さうして民間の要望に副ひたい、文化の發達に出來るだけ十分な寄與を致したいと云ふやうなことに付ては、之に要する所の經費と云ふものが之に伴はなければならぬ、斯う云ふやうなものは出來得る限り公債若しくは偕入に依つて之を支辨することが結構でありませうけれども、國家の財政には御承知の如く限りがありまするから、出來得べくんば、足りない所は此の料金の引上げに依つて之を補充致したいと云ふ意味で本案が提出せられましたのでありまして、又私が之を取入れて之を議會に提案することになり、衆議院竝に本院の御協贊を仰ぎたいと云ふことが今日迄の經過でございます、値上げをすることに關しましては、以前遞信院當局が是等の點に對しましては各方面の知識を集めて、其の値上の程度と云ふものに付て十分な研究を致さむが爲に、各方面から學識經驗を持つて居られる人々に御集りを願ひまして、協議會と云ふものを開いて、それに依つて種々檢討の結果、此の程度ならばと云ふことになつて是が提案せられたのでございまするから、此の邊は惡からず御了承を賜りたいのでございます、從業員の道義頽廢の問題に關しましては、私は就任前から是等の事を、自分の政黨員としての立場から、又は自分の一個人の業務としての立場から、十分是等の事を承知致して居りまして、誠に遺憾に考へて居つたのでございます、此の點に對しまして、貴族院特別委員會に於て、或委員の方から祕密會を要求せられ、又私が祕密會を要求して應答を重ねたと云ふことが、民主主義に反するではないかと云ふ御尋でございましたが、此の點は成る程小山議員の仰せになりましたやうに、民主主義であれば、それ等の缺點も、長所も民衆の前に赤裸々に披瀝して、さうして世人の批判を請ふと云ふことが、是が公明正大であり、民主主義に適ふ所以ではないかと云ふ御意見は御尤でありますが、唯御質疑を爲さいました委員の方が、是等の點に對して、餘りに從業員の徳義頽廢を公々然とすることが如何であらうかと云ふ非常な御謙讓の御考からさう云ふやうな御發議を爲さり、委員長が又許可爲されたものであると拜察致しましたので、其の御精神を私も尊重致しまして、相變らず祕密會に之を御願を致したのでございます、で別に他意のある所ではございませぬから、其の點に付きましては御了解を賜りたいのでございます、道義の頽廢、是は書留郵便を拔き取つて見たり、或は小包の中から其の在中の品物を拔き取つて見たり、或は電話の架設に關しては忌はしき要求をして見たり、色々な醜聞が私共の耳朶に觸れ、私共の机の前に投書として積まれて居る事實は、是はもう其の通りでございます、私は就任以前から之を甚だ遺憾に思つて居りましたが、自分が其の地位に就いて見ますると、一刻も早く斯くの如き不都合な事は之を是正しなければならないと言つて、就任の當時廳員に對して訓示を致しました、其の時から之を口に致しまして、のみならず爾來今日迄、局課長に會ふ度毎に、是等の點に付て如何にして之を取締り如何にして之を是正し、如何にして之を改善せむかと云ふことに付て、頭を痛めて是等の改善方法に付て案を練りつつあると云ふことを御了承を賜りたいのでございます、さうして御示しの如く、大臣自らも積極的に道義の頽廢と云ふ事に付ては、之を是正すべく自分から範を示して、斯くの如く弊害を除去しなければならぬと云ふ十分なる覺悟を持つて臨んで居ると云ふことを御了承を賜りたいのでございます、値上げはしたけれども、其の「サーヴィス」が惡くて、例へば速達と云つて速達料金を請求しながら、却て普通郵便物よりも遲れて居るではないか、或は至急報と云つて料金を三倍も取りながら、電報が寧ろ普通報よりも遲れて居るではないか、或は至急に届かないではないかと云ふ御趣旨の御意見御尤であります、私も小山議員と同じに考へて居ります、何とかして之を急速に是正しなければならぬ、殊に今御示のやうに速達料を取りながら普通の郵便物よりも遅れ、或は至急報の料金を取りながら、至急報でなくて要務を辨じないと云ふやうなことは詐欺ではないかと云ふ御叱りに對しましては、もう一言も辯解の辭はございませぬ、若しさう云ふやうな意味で、是は至急報として取つて置きながら、普通の取扱をするのだと云ふやうな意味に於てやつたならば、是は詐欺である、併しながらさうではない、速達をする積りで扱ひ、至急に送達する積りで扱つたけれども、所謂道義の頽廢の結果、それ等の事が完全に履行されなかつたと云ふことでありますれば、詐欺と見るのは少し過酷でありまして、さう云ふやうな不都合な行動に對しましては、絶對に之を糾彈し、之を調査して、斯くの如きことなからしむると云ふことに付て最善の努力を拂ひ、今小山議員の仰せになりましたやうに、詐欺と云ふやうな言葉を使はれても、之に對して辨解の辭はないのでございますから、左樣な事のないやうに是正すべく努力致したいと考へて居ります、それから一般公衆に對する「サーヴィス」の點でございまするが、是も小山議員の全然御同感でございます、窓口に於ける人々の顧客に對する其の應接の態度、言語道作等が甚だどうも不深切でありまして、何人もさう云ふやうな場合に憤慨せざる者はないやうな状況が今日の有樣であります、斯くの如きことでは、以前非常に遞信省と云ふ所は立派な省であり、「サーヴィス」も良いと云うて國民から稱讚せられたと云ふことは跡方もなく消え去つてしまひまして、遞信省の從業員と云ふ者を見れば、まるで破落戸か何かのやうな態度である状態では、料金は値上げはしたわ、態度は惡い、國民は反感を持つわ、何處に料金値上げの價値があるかと云ふ御叱りは御尤でありますから、是等の點に對しては、出來る限り急速に是等の點を改めると云ふことに向つて私が努力し、否將來努力する、努力しつつあるが、將來一層の努力を拂つて、斯くの如き弊害をなからしめることを此の席上から固く御約束を申上げる次第であります、其の他色々私の執務上參考になりまする事を御示しに相成りました、それ等の事は十分之を諒と致しまして、執務の上に於て之を規矩準繩として皆樣方の御期待に副ふやうに努力致したいと云ふことを申上げて置くのでございます、最後に一つ申上げて見たいことは、一體斯くの如き不都合な事は何處から來たのであるか、其の隘路を突いて之を是正しなければならぬではないかと云ふことに思ひが至るのでございまするが、是は戰後の爲に食糧が缺乏を來たした、或は物資の不足であるとかと云ふやうな、所謂生活の安定と云ふことに從業員が脅され其の家族に窮迫なそれらの災害が迫つたと云ふことの爲に、已むに已まれず斯樣な不都合な事をする者もあるでありませう、或はさうでなくて、生活は十分にして居りながら、道義の頽廢の結果斯くの如き不都合な事をすると云ふ者もあるでございませう、前者の如きは多少同情すべき點がございますが、後者の如きは徹底的に之を是正しなければなりませぬ、斯う云ふやうな總ての事に關しまして、從業員諸君が待遇改善を叫んで居りましたことは、皆樣御承知の通りでございます、是等の點に對しましては、單り遞信省の從業員ばかりではございませぬ、各官廳の從業員が今日物價高、生活難、生活の不安と云ふやうな點から、此の待遇改善を叫んだのは、是は當然の歸結だと思うて居るのでございます、それらの點に付て十分に考慮し、彼等をして安んじて生活せしめることが出來、さうして盜人猛猛しいと云ふが如き穢い考と云ふものは、彼等の心の奧底から綺麗に拭ひ去つてしまつて、國民の爲に喜んで仕事をしようとする爲には、待遇の改善をしなければならぬと云ふことに私は考を及しまして、就任以來、それ等の點に付て、關係者と折衝を續けました結果、昨日に至りまして、私共の示しました案を從業員諸君が是正せられまして、全く此の怠業、否職務の不熱心と云ふやうなことが一掃せられることになりまして、今後は出來得べき限り、それ等の惡弊を除去致しまして、以前の如き遞信省の從業員の立派な美點を發揮することが出來ようと思ふのでございます、それ等の點は御示の如く、私が第一線に立つて之に從事すると云ふことに於て御了承を賜りたいのでございます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/26
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027・小山完吾
○小山完吾君 簡單でございますから、此の席に於て御許を願ひたいと思ひます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/27
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028・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 宜しうございます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/28
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029・小山完吾
○小山完吾君 只今私の發言中、趣旨の點に於きましては別段惡いと云ふ事は感じませぬが、どうも事に依ると、不適當な言葉があつたかも知れませぬ、それはどうぞ速記録を取る場合に於て、議長に於て然るべく御修正を願ふやうに御願ひ致して置きます、それから只今遞信大臣の御答でございました、何分御就任勿々のことでありまするから、固より具體的の事柄に付て、一々明細な御經綸を承ると云ふことは期待出來ないことと思ひます、又私の質問の企圖する所は宜しく民間の不平を有りの儘に茲に申述べて、國民と共に其の事實を明かにし、さうして遞信大臣に向つては、議會の全權委任状を以て遞信大臣の行政力を大いに後援したいと云ふ積りで申上げたのでありますから、どうか其の意味を以て、遞信大臣に於ても御了承願ひたいと思ひます、又御答の箇條々々に付きましては、大體私は了承致す所でございます、是だけを申上げて置きます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/29
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030・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 只今小山君より不穩當な用語を速記録より削除することを議長に一任すると申出られましたが、左樣取計らひまして御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/30
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031・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます、他に御發言もなければ本案の採決を致します、本案の第二讀會を開くことに御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/31
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032・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/32
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033・西大路吉光
○子爵西大路吉光君 直ちに本案の第二讀會を開かれむことを希望致します発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/33
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034・植村家治
○子爵植村家治君 贊成発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/34
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035・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 西大路子爵の動議に御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/35
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036・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます
――――◇―――――発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/36
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037・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 本案の第二讀會を開きます、御異議がなければ、本案全部を問題に供します、本案全部、委員長の報告通りで御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/37
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038・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/38
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039・西大路吉光
○子爵西大路吉光君 直ちに本案の第三讀會を開かれむことを希望致します発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/39
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040・植村家治
○子爵植村家治君 贊成発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/40
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041・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 西大路子爵の動議に御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/41
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042・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます
――――◇―――――発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/42
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043・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 本案の第三讀會を開きます、本案全部、第二讀會の決議通りで御異議ございませぬか
〔「異議なし」と呼ふ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/43
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044・徳川家正
○議長(公爵徳川家正君) 御異議ないと認めます、次會の議事日程は、決定次第彙報を以て御通知に及びます、本日は是にて散會致します
午前十一時二十四分散會発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/txt/009003242X01219460717/44
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