1. 会議録本文
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000・会議録情報
昭和二十二年二月十四日(金曜日)
午後一時四十三分開議
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議事日程 第一號
昭和二十二年二月十四日
午後一時開議
一 國務大臣の演説
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第一 會計法第七條第一項の規定の特例に關する法律案(政府提出) 第一讀會
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〔朗讀を省略した報告〕
一、政府から提出された議案は次の通りである。
會計法第七條第一項の規定の特例に關する法律案
(以上一月三十日提出)
一、議員から提出された議案は次の通りである。
國會法案
提出者
大野伴睦君 芦田均君
大久保留次郎君 坂東幸太郎君
葉梨新五郎君 森幸太郎君
犬養健君 田中萬逸君
成島勇君 井上知治君
水谷長三郎君 中村高一君
田原春次君 佐竹晴記君
松本瀧藏君 宇田國榮君
鈴木彌五郎君 鈴木憲一君
中野四郎君 徳田球一君
(以上二月三日提出)
一、今十四日政府から次の要求書を受領した。
一、會計法第七條第一項の規定の特例に關する法律案
右議院法第二十七條但書及び第二十八條但書によつて議定せられたく要求致します。
昭和二十二年二月十四日
内閣總理大臣 吉田 茂
衆議院議長山崎猛殿
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一、昨十三日吉田内閣總理大臣から政府委員を仰せつけられた旨の通牒を受領した。
内閣技官 堀井啓治
内閣事務官 島本融
新聞出版用紙割當事務局長
原田治郎
内閣事務官 美濃部亮吉
第九十二囘帝國議會政府委員
文部事務官 辻田力
同 稻田清助
第九十二囘帝國議會文部省所管事務政府委員
一、昨十三日衆議院規則第十五條但書により議長において議席を次の通り變更した。
二五五 平塚常次郎君
三三三 石井光次郎君
三二九 加藤シヅエ君
三四一 米山久君
三五一 山口靜江君
三七三 叶凸君
三七六 赤松勇君
三七九 吉川兼光君
三八〇 田中健吉君
三八六 大矢省三君
三八八 安平鹿一君
三九五 永江一夫君
三九八 中村高一君
四二〇 森三樹二君
━━━━━━━━━━━━━発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=0
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001・山崎猛
○議長(山崎猛君) これより會議を開きます。開院式勅語奉答書捧呈の顛末を御報告いたします。去る十二月二十八日參内いたしまして、午後一時三十分表拜謁の間において拜謁を賜わり、御前に進みまして奉答書を朗讀いたし、捧呈いたしました。これに對して勅語を賜わりました。ここに奉讀いたします。諸君の御起立を望みます。
〔總員起立〕
衆議院ノ深厚ナ敬禮ヲ滿足ニ思フ
〔總員敬禮〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=1
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002・山崎猛
○議長(山崎猛君) 内閣總理大臣より發言の通告があります。内閣總理大臣吉田茂君。
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一 國務大臣の演説
〔國務大臣吉田茂君登壇〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=2
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003・吉田茂
○國務大臣(吉田茂君) 議員各位、終戰後ここに一年有餘を經過いたしまして、その間わが國は、憲法の改正、勞働組合法の制定、農地制度の改革、補償打切りに關する諸法令の制定等を初めといたしまして、國内諸體制の全般にわたりまして、民主的平和的なる國家建設の歩を進め來つたのでありまするが、ここに本年五月新憲法の施行を目標といたしまして、法律制度を整備せんがために、本議會に多數の關係法律案を提出いたしまする考えでございます。
しかるに國家復興の基礎である經濟に關しましては、今なお建全なる状態を囘復し得ず、ために國民生活の安定を確保し得るに至つておらぬことはまことに遺憾なる次第でございます。これに對して政府はそれぞれ緊急施策を進めつつありまするが、そのうち重要なるものは産業の再建と勞働の問題であります。さらにインフレーシヨン及び國民生活の安定の問題であります。
産業の再建は、資材を重點的に集中活用して、基本的原材料の生産を振興するをもつて基調とするものであります。石炭の生産の増強は、當面における中樞的目標であります。二十二年度において年産三千萬トンの出炭を目標として、わが國民經濟を擴大再生産の過程に轉ぜしめんと欲するものであります。本年四月以來、まず鐵鋼、肥料等の基本物資より逐次生産量の擴大を示すはずでありますが、連合國輸入の重油、石炭等はこれがためであります。これがため、一時他の産業または國民生活に對し相當の犧牲を餘儀なくされることになりますが、經濟復興を急速ならしめるために、ぜひとも國をあげての協力を期待するものであります。
この際、特に政府の經濟統制について一言いたしたいと思います。政府の目標とすることろは、できるだけ速やかに個人企業的自由を確保する經濟状態を可能ならしめんとする點にあります。(拍手)しかしながら敗戰後極度に窮乏に陷つたわが國において、社會秩序と經濟秩序を維持しつつ、前に述べた通り基本産業を中心に急速に經濟を再建し、國民生活の基本を確保せんがためには、當面において基本原材料、重要生活物資關係につき、適正にして強力なる統制方策を採用することがきわめて必要な措置であります。これはまたわが國がこれら重要物資について、外國からの支援輸入にまつところが少くない以上、當然とるべきところであります。統制の目的がかかる點に存する以上、政府は今後の統制については、必要な範圍、程度を超えしめないことはもちろん、現に行いつつある統制にして、その弊害顯著なるもの、または存續不要となつたものについては、是正し、もしくは廢止せんとするものであります。(拍手)政府はこれがため統制制度の調整に關する機關を内閣に設置して、急速にこれが實施をなさんとするものであります。同時に必要な統制の効果をあげ、インフレーシヨンを防止するためには、重要物資に關する闇行爲、闇市場の撲滅を期し、政府はこれについて必要なる施策を積極的に實施せんとするものであります。(拍手)
次に、惡性インフレーシヨンが國民生活を脅威し、産業經濟の基本を危うからしむることについては、政府の最も苦慮し、これが對策に遺憾なからしむることを期するものであります。貯蓄増強運動については、議會の格別なる協力によつてその効果の見るべきものがあり、今後も引續き強力に推進いたしてまいるつもりであります。しかしながら對策の基本は、金融財政の健全化、物資の生産増進及びその流通の圓滑適正にまたねばならぬのであります。よつて財政收支の均衡を保持し、産業資金の貸出しを合理化し、併せて所要の監査制度を樹立する等の方針を、生産流通面における格段の施策と併行してとらんとするものであります。これによつて通貨の膨脹を抑止し、これが價値の安定を期するものであります。
勞働對策について申し述べますが、現下の經濟危機を克服して、わが國産業再建の基礎を確立いたしまするためには、國民全體が眞に一丸となつてこれに當らねばならぬのであります。(拍手)特に全勤勞者の積極的な協力なくしては、その完遂が不可能なることは申すまでもありません。よつて政府は勤勞者の地位の向上と生活の安定については重大なる關心をもつておるのであります。その賃金、勤勞時間、休息その他の勤勞條件について、その最低基準を定め、もつてその地位の向上と能率の増進をもたらすために、勞働基準法案を本議會に提出することにいたしておるのであります。さらに税制の改正その他の方法によつて、不公正なる富の分配を是正し、よつて生ずる收入をもつて、公益事業及び生活安定施策の擴充に充てる等、勞働者の保護と經濟復興への推進に資することについて考慮いたしておるのであります。特に給與の問題については、給與審議會において、わが國經濟力を綜合的に檢討し、現在わが國民に許さるべき生活の水準と、それに基く一般賃金基準とを算出し、それらを基礎として各部門の適正賃金を決定し、わが國の實情に適應した合理的な給與體系を確立いたしたいと考えております。
わが國の勞働運動は、終戰以來勞働組合組織の整備充實を通じて活溌に展開せられつつありまするが、これら勞働運動がわが國經濟再建にますます貢獻いたすように、政府は衷心より希望してやまぬのであります。また昨秋以來各方面において、産業經濟復興に關する具體策の樹立のため、活溌なる活動が開始されつつありまするが、政府はその成果を十分に尊重し、取るべきものは進んでこれを取入れ、眞に盛上る勞働者の勤勞意欲により産業の再建が完遂せらるることを期待するものであります。
さらに今囘の官公廳職員の爭議については、御承知のごとく政府は、その要求が切實なる生活事情に基いておることを率直に承認し、ゼネストの禍を防止するため、應急措置として、國家財政の許す限度までこれを認めることにいたしましたのでございます。しかして中央勞働委員會を通じてあらゆる努力を拂い、折衝したのでありますが、まことに不幸なことには、ただその危機を囘避するのは、わが國民みずからの手によつて囘避せらるべきはずでありましたが、不幸にして國民みずからの手によつてこれを囘避することができなかつたことは、まことに遺憾に思うところであります。
勞働組合が、その内部における民主化を徹底いたしまして、かりにも少數者の獨裁的指導により、組合員大衆の意思と游離した活動をなすがごときことがないよう、正常かつ健全なる發達をなすことを政府は希望してやまないのであります。(拍手)すなわち政府は、個々の組合員の人格が十分に尊重され、その自由に表示された意思が正しく反映されるように、組合内部の民主化が徹底することを期待するのであります。(拍手)それがためには、單に勞資關係者のみならず、一般國民大衆が民主主義の眞の精神を理解し、自己の良心に從つて、率直に自己の意思と見解とを表明し得る、道義的勇氣をもつた自主の人たることが何よりも必要であり、これこそは民主主義の基礎であり、國民の教育の要諦もまたここにあると確信しておるのであります。政府は右の趣旨に則り、必要な啓發活動を實施するとともに、教育の刷新を企圖いたしておるのであります。
この際食糧問題について一言いたします。昨年秋における豐作によつて、わが國の食糧事情が好轉したのを機會に、政府は主食の増配を斷行したのでありまするが、今年度におきましても、なお多量の食糧の輸入を仰がねばならぬことは御承知の通りであります。從つて主食に關する統制はこれを行つて行かねばならぬのであります。特に供出の完遂は、經濟再建の途上にあるわが國においては、きわめて必要であり、農民諸君の十分の理解と協力とによつて遺憾なきを期したいと思うのであります。政府としては、肥料その他の見返り物資の供給はもちろん、供出確保の措置についてはさらに一段の努力をなさんとするものであります。
官紀の肅正については、申すまでもなく官公吏は國家公共の公僕であり、直接公共の福祉に奉仕するものでありまするから、その行動は直ちに國家全般の利害に重大なる影響をもつものでありまして、官紀綱紀の嚴肅に保持せられねばならぬことは、もとよりであります。殊に直接教育に携わる教職員は、再建日本の礎石たるべき若き子弟に與える影響力の重大なるものあることを考え、その任務の崇高なるに思いをいたし、常にみずからの行動に深い戒愼を加えられたいと思うのであります。近時民主主義の眞精神を誤解し、一面には著しく綱紀が弛緩し、みずから規律を輕んじ、法を無視してはばからない風潮がはなはだ顯著なることは、まことに國家のために遺憾に堪えないのであります。(拍手)かかる風潮は一日も速やかにこれを是正し、官界における綱紀の肅正をはからねばならぬと思うのであります。よつて政府は給與の改善と相まつて、官界における綱紀の維持刷新を期し、眞に國民の公僕たるゆえんを十分に徹底せしむる所存であります。
以上は政府の施政方針の大綱でありまするが、最後に國際の關係について一言いたしたいと思います。國際情勢は漸次平時の状態に復歸せんといたしておるのであります。わが國との關係においても、やがて近く講和條約等を考慮せられるの時期に至ることを豫想いたしまするが、われわれは一日も早くその時期に到來して、國際社會に復歸せんことを念願してやまないのであります。(拍手)しかしながらそのここに至らしむるためには、國民が擧國一致、國家再建に專念するの誠意と事實が最も顯著に内外に表明せられねばならないのであります。しかるに終戰以來次第に國民の一致團結、國家再建に邁進する氣魄の日に衰えつつあるの感があるのは、眞に遺憾であります。かつて愛國心に富める國民なりとして列國より尊敬せられたわが國民は、敗戰の結果志氣沮喪し、道義頽廢、相剋摩擦日に加わるの風を見るは、まことに慨嘆にたえぬところであります。わが國の生活水準は、わずかに過去のストツクと連合國の輸入物資により支えられ來つたのでありますが、そのストツクの消耗とともに、一に輸入物資に依存せざるを得ない實情にあるのが今日であります。また輸入物資は、わが輸出の増進せざる限り、現状においては連合國の負擔において輸入せらるるものであります。しかるにもかかわらず、現下のごとく勞働爭議の續發により、ひいて各方面に一致を缺き、民主政治の圓滿なる發達を妨げつつあるがごとき外觀を呈するにおいては、わが國に對する國際の批判も自然低下し、連合國の同情も離れ、遂に物資の輸入も減退して、さらに國家經濟再建の遲延せらるるのみならず、かくては講和條約の時期も自然遲延せらるるに至らざるかを恐れるものであります。ここに見るところあつて、マツカーサー元帥は本議會後總選擧を勸告せられたものと想像いたします。議員各位におかれても、よくこれら現在各般の實情を直視せられ、この難局突破のために、はたまた國家再建のため、ぜひともますます十分の協力あらんことを切に希望いたします。(拍手)
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004・山口喜久一郎
○山口喜久一郎君 國務大臣の演説に對する質疑は、これを延期せられんことを望みます。発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=4
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005・山崎猛
○議長(山崎猛君) 山口君の動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=5
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006・山崎猛
○議長(山崎猛君) 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。
これより日程第一に入ります。本案に對しては、本日政府より議院法第二十七條但書竝びに第二十八條但書による要求がありました。よつて委員に付託せず、かつ讀會の順序を省略することといたします。日程第一、會計法第七條第一項の規定の特例に關する法律案を議題といたします。石橋大藏大臣。発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=6
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007・会議録情報2
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第一 會計法第七條第一項の規定の特例に關する法律案(政府提出) (緊急事件)
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会計法第七條第一項の規定の特例に関する法律案
今期の帝國議会に提出すべき昭和二十二年度歳入歳出総予算及び同年度特別会計歳入歳出予算については、会計法第七條第一項の規定は、これを適用しない。
附 則
この法律は、今期の帝國議会の集会の始めから、これを適用する。
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〔國務大臣石橋湛山君登壇〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=7
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008・石橋湛山
○國務大臣(石橋湛山君) ただいま議題となりました會計法第七條第一項の特例に關する法律案提出の理由を説明申し上げます。
會計法第七條の規定によりまして、歳入歳出總豫算及び特別會計歳入歳出豫算は、前年の帝國議會の集會の初めに提出することと相なつているのでありまして、政府は從來慣例として休會明けの集會の初めに提出いたしてまいつたのでありますが、しかるに昭和二十二年度歳入歳出總豫算及び同年度特別會計歳入歳出豫算は、昭和二十一年度豫算成立の遲延、昨年十一月の臨時議會における追加豫算の編成に相當の時日を費しました等の關係上、その編成は、例年に比し相當遲れましたため、所定の時期において帝國議會に提出することが不可能の状況にありますので、これに關する法律案を提出いたしました次第であります。何とぞ御審議の上、速やかに御協贊を與えられんことを希望いたします。(拍手)発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=8
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009・山崎猛
○議長(山崎猛君) 採決いたします。本案は可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=9
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010・山崎猛
○議長(山崎猛君) 御異議なしと認めます。よつて本案は可決いたしました。
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011・山崎猛
○議長(山崎猛君) この際お諮りいたしたいことがあります。議員山本實彦君より辭表が提出されております。まずその辭表を朗讀いたさせます。
〔書記官朗讀〕
辭職願
衆議院議員 山本實彦
私儀
一身上の都合に依り衆議院議員を辭職致度就ては御聽許方御配慮賜り度此段御願申上げます
昭和二十一年十二月二十九日
右 山本 實彦
衆議院議長 山崎猛殿
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012・山崎猛
○議長(山崎猛君) 議員辭職願の許否は、衆議院規則第百六十八條によりまして、討論を用いずして決するのであります。採決いたします。山本實彦君の辭職を許可するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=12
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013・山崎猛
○議長(山崎猛君) 御異議なしと認めます。よつて許可することに決しました。
明十五日は定刻より本會議を開きます。議事日程は公報をもつて通知いたします。本日はこれにて散會いたします。
午後二時七分散會発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009213242X00219470214&spkNum=13
4. 会議録のPDFを表示
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