1. 会議録本文
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000・会議録情報
付託議案
郵便貯金法等の一部を改正する法律案(政府提出、貴族院送付)
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昭和二十一年八月十四日(水曜日)午後一時四十五分開議
出席委員
委員長 稻田直道君
理事 伊藤郷一君 理事 森本義夫君
古賀太郎君 天野久君
菅原エン君 石川金次郎君
杉本勝次君 駒井藤平君
藤本虎喜君 丸山修一郎君
近藤鶴代君
八月十四日委員井上赳君辭任に付其の補闕として丸山修一郎君を議長に於て選定した
出席國務大臣
遞信大臣 一松定吉君
出席政府委員
遞信政務次官 中川重春君
遞信事務官 岡井彌三郎君
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本日の會議に付した議案
郵便貯金法等の一部を改正する法律案(政府提出、貴族院送付)
━━━━━━━━━━━━━発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=0
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001・稻田直道
○稻田委員長 それでは是より前會に引續きまして郵便貯金法等の一部を改正する法律案を議題として會議を開きます、此の際御報告することがございます、それは新政會の井上赳君の代りに丸山修一郎君が委員として加はりましたから、其の點御報告して置きます
而して前々會の審議を以ちまして、大體委員各位の御質疑は終了致しましたやうでありまするから、是より討論に入りたいと思ひますが、併し茲に討論に入るに先だちまして、今一應不肖委員長より委員會の各位の御意見の重點なりと思はれまする次の一節に付きまして、念の爲め政府に御質しをして、其の御意向を承つて置きたいと思ひます、即ち本法案を今後政府が施行せらるるに付きまして、最も重要なる案件の一つは、彼の簡易生命保險及び郵便年金事業委員會運用の如何と云ふことでありまするからして、該事業委員會の構成と其の運用法等に關しましては、極めて愼重を期せられなければならないと思ひます、仍て茲に政府に對して次の二點を能く御聽きして置きたいと思ひます
第一の點は、該委員會の會長は委員の互選に依る方が宜しいと思ひますが、之に對する政府の所見は如何でありませうか
第二の點は、該委員會の委員の數は大體に於て四十名以内と致しまして、而して相成べくは契約者大衆の利益を擁護すべき者を増加する方針に出でられたいと思ひます、例へて言ひますならば假に四十名以内と致しますならば、衆議院側から十名以内、貴族院側から——是は將來參議院となりませうが、五名以内、官界から七名以内、學識經驗者から七名以内、加入者側から十名以内と申上げるやうな線に沿うて、將來政府が斯樣に致されるやうな御意見はありませぬか、此の二點に對する政府の御意向が承りたいと思ひます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=1
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002・一松定吉
○一松國務大臣 簡易生命保險竝に郵便年金保險に關しまして、契約後に至つて契約の内容を變更し、而もそれを既往に遡ることが出來ると云ふ項目に關しまして、愼重に之を檢討致しまする爲には、事業委員會と云ふものを設けて、其の委員會の運用如何に依つてそれ等の點を實行致したいと云ふ、此の法案に對しまする只今委員長の御質問は、御尤もな御質問であると私は考へて居るのであります、案は前會私から御内示申上げましたやうに、遞信大臣が會長であつて、委員の數は三十名以内に致したいと云ふことを申上げて置いたのでありまするが、要するに此の委員會は契約者の利益を擁護すると云ふことと、刻下の財政の危急存亡を救はなければならぬと云ふ必要とに依つて、此の委員會の運用と云ふことを考へたのでありますから、此の線に沿ひまして、何も會長は遞信大臣に限らないのであります、只今委員長の御尋ねに相成りましたやうに、委員相互の間に於て會長を互選すると云ふことは、民主主義の線に沿ひましても、それは至極御尤もなことであらうと思ひますから、其の點は勿論政府としては異存はございます、それから委員の數は三十名以内と云ふのでありまするが、やはり會長互選と同じやうな趣旨に鑑みまして、只今御示しの契約者の方面から十一名以内、民衆を代表して居る立場にある衆議院議員諸君から十名以内、貴族院即ち將來參議院たるべき方面から五名以内、學識經驗者方面から七名以内、關係官廳方面から七名以内と云ふことに付きましては、少しも異存はございませぬ、さう云ふ線に沿ひまして、將來此の委員會を開設致したいと思ふのでありますが、唯茲に一つ御諒解を願つて置きたいことは、是等のことに關しましても、やはり一應關係筋の諒解を得ることが必要でありますから、それだけを御諒承を願つて置きたいのであります、勿論關係方面に於きましても、此のことに對して異存があらうとは思ひませぬけれども、それが首を振られましては何事も出來ない今日の情勢でありますから、其の點だけ御理解を戴きますれば、其のことに付ては少しも異存はないと云ふ態度を明かに致します発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=2
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003・稻田直道
○稻田委員長 只今の政府の御答辯に依りまして、政府の誠意のある所を能く諒承致しました、仍て呉々も本改正法律案の今後の施行に當られましては、本委員會の希望のある所を御忘れなく、善處致されますることを望んで置きます
それでは是より討論に入ります、郵便貯金法等の一部を改正する法律案を議題と致しまして、討論に付します、討論は通告順に依りまして之を許します——先づ自由黨の伊藤郷一君発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=3
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004・伊藤郷一
○伊藤(郷)委員 自由黨であります、政府提出の三法律案に贊成の意を表明致します、郵便貯金、簡易生命保險竝に郵便年金の最高額引上は、現在の經濟事情に鑑みまして適當と思ひます、更に政府が此の度簡易生命保險の事業を、政府の獨占事業であることを廢しまして、官民各各の分野から相協力して、是の普及に當ると云ふことは、洵に時宜に適して居ると思ひます、尚ほ保險金の遡源期間を二年に延長致しましたことに付ては、色々異論もあるのでありますけれども、赤字補填、其の他事業經營基礎安固と云ふやうな點を能く説明して戴きましたことに依つて、是れ亦已むを得ない、斯う思ふものであります、唯事業委員會の民主化、是が機構と運營に付ては、先程委員長からの強い要望がありましたやうに、此の線に沿つて將來の運營に當つて欲しいと云ふことを強調したいと思ひます、以上の點に付きまして御贊成を致します、唯是とは直接に關係がないのでありますが、前に郵便法の葉書其の他の値上の時に、附帶條件として「サービス」を良くするとか、或は遲配を全力を擧げて是正すると云ふ點に付きましては、殘念ながら何等の、と言つても宜い位進捗を茲に見ることは出來ないと云ふことを、私は遺憾に思ふものであります、私卑近な例を申しますと、郷里は北海道の釧路でありますが、七月二十一日附の速達が何等の檢閲なきにも拘らず、八月二日に、即ち二週間掛つて著いて居ると云ふ事實がある、又それに近い事實が澤山あるのでありまして、寧ろ速達の方が遲れて來ると云ふやうな事例の澤山あるのは、實に意外に堪へないのであります、遲配に付きましては色々原因のあることを諒承して居るのでありますけれども、餘りにひどいと云ふことを痛感致します、私は出征中北支の河南の最前線に居りましたが、當時尚ほ能く北海道の端から、必ず十日間で著いて居つたのであります、今日のやうな状態では、下手をすると北海道の端とは、一箇月に漸く一度しか、文書の往復が出來ないと云ふ現状でありまして、非常に國土を狹められたに拘らず此の郵便物の遲配の爲に、日本が非常に遠い感じを持つやうになつたと云ふことは、遺憾に思うて居ります、更に是は今から三十分位前に私が控室で貰つた電報でありますが、一體全體何の用事か、誰が出したのか、何が書いてあるのか、青「インキ」が擦れて全然分らない、斯う云ふ電報を平氣で配達をすると云ふことは、凡そ良心のある者では出來ないのではないかと私は思ふのであります、斯う云ふ點は、日本の全體的な現象かも知れませぬけれども、特に遞信業務に於て是は露骨に響くのでありますから、敢てなすと云ふ敢爲の精神を、他はどうであつても遞信省は他に先んじて、道義を復興すると云ふ雄々しい氣持を更に振興されまして、是等の郵便物、電報其の他の遲配と云ふ點を、速かに改善して戴きたいと思ふのであります、之を以て私の討論を終ります発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=4
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005・稻田直道
○稻田委員長 次に進歩黨を代表して天野久君発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=5
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006・天野久
○天野委員 私は進歩黨を代表致しまして、本案に贊成の意を表することを前提にして、一言討論を致したいと思ひます、今囘預金金額の五千圓が一萬圓に改正される、是は私は今日の現状から申しますならば當然と申したいが、社會の進運に稍稍遲れて居るかの觀がありはしないかと思ふ、今日の時代に於きまして民主化して參りまする時に、此の郵便貯金のみが獨り預金の制限額を置く必要は、恐らくない時代に到達して居るではないかと思ひます、今國民は金を手に入れて預入先を非常に苦しんで居る、此の場合に於きまして、國民と致しましては政府以外に信頼するものはない、政府の機關を一番國民としては信頼致して居る、此の國民が預入先に迷ふ時に、政府に預入れんとしても一萬圓に於て制限を加へると云ふやうなことは、時代の進運にまだまだ後れて居りはしないか、斯う考へる者でありますが、併し順序に參るべきが當然であるのでありまして、之に對しては贊意を表する次第であります、而して次に此の年金に對しまして一言申上げたいのでありますが、今囘の憲法の改正に依りまして國民生活の樣式は急速に變化して參るのであります、而して今までの日本の家族制度主義は、憲法に依つて破壞され、個人主義に變らんとしつつあります、此の際に於きまして、政府が行ひます此の年金は、我々國民老後の唯一の頼りと致すべき頼みの綱でなくてはならないのであります、斯樣な場合に於きまして、現在の年金が採算上如何なる支拂ひ金を計算して居るかは存じませぬが、是は他のものに比較致しまして年金の支拂額が少いと申しませうか、或は高いと申しませうか、其の年金に依りまして、利率を計算致しますと、年金其のものに依りましては何歩かの利益を貰ふに過ぎない状態であります、是は我が國の國民生活情勢が、非常に年金に頼らなければならない時代に相成りまするので、之に對しては、政府と致しまして今一層檢討を加へ、而して加入者の有利に、而も此の年金なるものは絶對信頼を置ける方法を以て之を運營せられんことを望むのであります、而して保險に付きまして、今囘民間にも簡易保險を許されると云ふことでありますが、國民と致しましては、此の簡易保險は需細なる金額を長期間に積立てて、而して老後の養ひとする、今後の社會状勢に副ひまして、最も良い方法であるのであります、此の保險と云ふものは、其の運營する主體が國民其のものの信頼を得なくては相成ならぬのであります、是は經營する其のものが信頼を得る爲に、其の事業其のものが鞏固になるのみならず、其の機關を立派に國民に運用させるには、其の主體たるものが絶對に信頼を得なければ相成らぬのであります、而して今囘民間に簡易保險の經營を許させる、斯う云ふことになりまして、此の保險に對しては保險の採算と申しませうか、非常に其の保險料の計算技術に巧拙があるのでありまして、同じ保險料に於きましても、如何にも有利な如く採算を致す保險會社もあり、又不利な計算を致して居る會社もあります、色々するのでありまして、それ程までに此の保險料に對して技術を要するのであります、民間に於きまして之を經營致す時には、官の經營致す保險料の採算額と若しそこに相違があるとか、或は官の經營する此の保險に對して、民間の方が採算が宜しいとか、或は民間の方が信用が出來得るとか、斯う云ふやうなことが生じます時には、折角國が國民の爲に施行致す此の簡易保險が、國民の信頼を失ふ嫌ひを生ずるのであります、若し國民が此の官の保險に信頼を失ふやうなことがありまするならば、それは國民其のものの不幸でなくてはならないのであります、斯るが故に私は此の民間保險に對して採算其の他に付き、官の保險と變らざる採算乃至は其の支給を致すやうに、監督を嚴に致されんことを希望致すのであります、而して今後此の預金及び年金、簡易保險等は、全部我々國民生活の上に非常に甚大なる影響を及ぼすものでありまして、先程申上げました通り、憲法改正後に於きましては、動もすると個人主義に流れんとする其の經濟機構が如何に此の三點に於きまして國民の前途を救濟するものであるかは、測り知れない偉大なる力を持つて居るのであります、どうか先程委員長から質問がありました此の運營委員會などに付きましても、是は運營宜しきを得まして、國民生活の上に彌が上にも此の預金及び年金、保險等を以ちまして、幸福を齎らすべく御計らひあらんことを希望致しまして、原案に贊成致す者であります発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=6
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007・稻田直道
○稻田委員長 次は社會黨の森本義夫君発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=7
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008・森本義夫
○森本委員 私は社會黨を代表致しまして本案に贊意を表するものであります、唯重ねて念の爲に一つ希望を申述べたいと存じまするが、本改正法案の中で、郵便年金法の十八條の二及び簡易生命保險法の二十八條の二は、洵に重大なる意義を有する規定でありまして、見方に依りまして、又事實此の規定の運用如何に依りましては、斬捨御免の規定ともなり得るのであります、そこで此の二條文に謂ふ所の事業委員會の構成及び運用に付きましては、何處までも愼重に御考慮を願ひたいと思ふ譯であります、尚ほ保險金の掛金或は保險金額と云ふやうなものに付きましても、不利なやうに變更も出來るかも知れませぬが、さう云ふことは絶對におやりにならぬやうに御願ひ致したいと存じます、以上希望を述べて本案に贊成する次第であります発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=8
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009・稻田直道
○稻田委員長 次に協同民主黨を代表して駒井藤平君発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=9
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010・駒井藤平
○駒井委員 私も本案に對しましては原案に贊成するものであります、此の場合一言希望を申上げて置きたいと思ひます、私が先般の委員會に於きまして、數項に亙りまして大臣に御尋ね致しました、それに對して御答へを得まして能く諒と致して居りますが、どうか、あの質問を再び茲に繰返すことを止めまして、大臣の御善處方を希望するものであります、尚ほ先刻進歩薫の天野君から希望を述べられましたが、私はあの天野君と同意見を持つて居りますので、是もやはり繰返すことを止めまして、唯天野君の希望されて居る希望條項に對しまして御善處あらんことを希望致します、尚ほ序でながら、是は先般も申上げて置いたのでありますが、遞信省員の養成機關であります、私が尋ねますと、現在では此の教育程度は專門學校程度になつて居る、將來は大學程度のものに仕上げて、そして餘程向上をしたい、斯う云ふやうな御答へでありましたが、時代の進運に伴ひまして、やはり其の係の方も頭を高く、尚ほ學識を御持ち下さることが必要と考へますので、是非とも是は早い間に實現されんことを希望致します、以上述べまして原案に贊成するものであります発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=10
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011・稻田直道
○稻田委員長 次は新政會を代表致しまして丸山修一郎君発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=11
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012・丸山修一郎
○丸山委員 新政會を代表して本案に贊成を致す者でありますが、遞信の事業は申上げるまでもなく、國民大衆の日常生活に直接的でありますから、本案の施行運營に當りましては勿論のこと、日常の事務に付きましても、斯くすることが官廳として事務の上に便利であると云ふことを第二義にして、如何にすれば國民大衆が幸福であり、國民大衆の便益になるかと云ふことを、第一義に考へて運營せられんことを望んで、本案に贊成致します発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=12
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013・稻田直道
○稻田委員長 次は無所屬倶樂部を代表して近藤鶴代君発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=13
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014・近藤鶴代
○近藤委員 無所屬倶樂部を代表致しまして、本案に贊成致します、今までの委員會に於きまして、多くの方々から質疑されました事柄に對しまして、當局から責任ある御答辯を戴きましたので滿足でございますが、どうか實際の場合に於きまして、當局の御熱意が十分私達一般民衆の生活の上に利便を來しますやうに、重ねて一言御願ひ申上げます発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=14
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015・稻田直道
○稻田委員長 以上を以て討論は終結致しました、仍て是より採決を致します、原案に贊成の方の御起立を願ひます
〔總員起立〕発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=15
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016・稻田直道
○稻田委員長 起立總員であります、仍て本案は原案の通りに茲に可決確定致されました発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=16
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017・一松定吉
○一松國務大臣 洵に有難う存じます、只今各委員諸君から、熱心に遞信當局に對しまする種々の御註文、御希望等のありましたことは詳細了承致しました、皆樣の御意思のある所の線に沿ひまして、將來一層努力致しまして、御期待に副はんと決意するものであります(拍手)発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=17
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018・稻田直道
○稻田委員長 此の際一寸御挨拶を申上げます、本委員會が開かれまするや、政府竝に委員各位に於かれましては、此の蒸し暑い酷暑の砌に拘りませず、御出席率は稀に見る良好でありまして、且つ極めて熱心に、文字通り愼重審議致されまして、茲に圓滿に此の審議を了し、原案を可決致しましたことは洵に欣快至極に堪へませぬ、茲に愼んで之を感謝し、本委員會を閉ぢることと致します、本日は之を以て散會致します
午後二時十三分散會発言のURL:https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/simple/detail?minId=009013523X00619460814&spkNum=18
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